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それから狭い部屋にすごい人数の生徒たちが集められ
目良さんによって仮免試験最初の内容が説明された
勝ち抜けの演習のようで
条件達成先着100名を通過とするというもの
ここにいるのは1540人
たった100人の中に入らなければならない
あ「おぉ…初っ端からすごい難易度…」
条件はみんな身体に3つのポイントをつけて
ボールを当て、人のポイント3つ目を光らせたら倒したことに
それを2人分倒せば合格というもの
目「えー…じゃあ展開後ターゲットとボール配るんで
全員に行き渡ってから1分後にスタートとします」
あ「ん？展開？」
目良さんがそう言った後
ｺﾞｺﾞｺﾞ……と大きな音を立てて周りの壁が一気に倒れた
そこにはめちゃくちゃ巨大なビルや街中を再現したステージが拡がっている
あ「すっご…大掛かりだな〜」
それから手元にターゲットとボールが回ってきて
その数分後、全員に渡ったのか
スタートの合図が流れた
あ「…………ほらやっぱり」
スタートと同時に私たち雄英生の元へ集団で攻撃を仕掛けてきた他校の人たちを見て
私の読みは当たっていたと確信した
でも正直この内容は私にとって有利すぎる
あ「まぁ私、体育祭出てないから唯一個性割れてないんだよね笑
"動くな"」
他「なっ！？体が……！！」
他「う、動かないっ！！！」
身体が動かなくなったのを確認しながら
その人たちがこっちに向かって投げたボールをコントロールして
彼らのターゲットに当てる
ﾌﾟｰｯ
目「えぇー…早くも開始わずか2分……2分！？
1人目の通過者が出ました…」
(Aちゃん……君すごいな…)
開始2分という速さで私の通過が決定した
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作者名：きい | 作成日時：2022年12月8日 17時
