公安所属の少女が雄英高校ヒーロー科でヒーローを目指す話。そのに！ (ページ13)

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部屋作りページ13

相「行った5人はもちろん、把握しながら止められなかった12人も…
理由はどうあれ俺たちの信頼を裏切った事には変わりない
正規の手続きを踏み正規の活躍をして
信頼を取り戻してくれるとありがたい

以上！さっ、中に入るぞ、元気に行こう」

そう言うと相澤先生は寮の中へと入っていく

みんなからはどんよりした空気が流れていて

切島くんなんてすごく悲しい顔をしていた

あ「……あのさ」

耐えられなくて私が口を開くとみんなの視線が一斉にこっち向いた

あ「私…すっごい助かったし、嬉しかったよ
相澤先生はあんな言ってたけど……
いや、まぁもちろん危険だしダメなことなんだろうけどね？

緑谷くんたち来なかったら私も爆豪くんも今ここにいないと思うんだよね」

緑「！！」

あ「その感じじゃみんなきっとたくさん話し合ったんでしょ？
緑谷くんたちだってどうしたら戦わずに助けられるか悩んだんだよね？
えと……だからまぁみんなありがとう笑」

麗「Aちゃん…」

その後爆豪くんも上鳴くんを使ってみんなを笑わせたり

切島くんに助けに来てくれた時のお金を返したりして

その場が和んだ

それから気を取り直してみんなで寮の中へ

相「1棟1クラス、右が女子棟左が男子棟と分かれてる
ただし１階は共同スペースだ
食堂や風呂・洗濯などはここで」

あ「…すご…」

麗「豪邸やないかいっ！」

峰「聞き間違いかな！？///
風呂・洗濯が共同スペース……？///夢か？」

相「男女別だ。おまえいい加減にしとけよ？」

あ「峰田くんだけ通いにしたらいいのに」

それから部屋の説明が続き、先生が決めた部屋割りが発表される

私は2階で人数的にこの棟では1人だった

その後は各自運び込まれた荷物を片付けるため自由時間となり

私も自分の部屋を片付けにかかる

あ「ま、元々荷物少ないからすぐ終わるけどー」

片付けの途中にホークスからのLINEが来ていて

寮になったなら会えないじゃんというメッセージと

寂しがってるスタンプが送られて来てた

それにごめんねっていうスタンプを送りながら

あ「恋人みたいな会話だな笑」

なんて独り言を呟く

"恋人"というワードに浮かんだ相澤先生の顔

あ「は！？///いやいや…バカか自分！///
ないない……恋人なんて…」