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麻子ちゃんのその言葉に私の顔は一気に青ざめた
そういえばあの日からやたら女子からの視線を感じると思ったけど……
そーゆー意味だったんだ。
別に小牧教官とは付き合ってるわけじゃない
だけど抱きしめあったのは事実だし
私の気持ちは小牧教官に向いているのも事実
だけど小牧教官の気持ちは分からないから
この噂がどうか小牧教官に迷惑をかけませんように……
そう願うばかりだった
数日後……
「おーいこっち椅子20脚追加ー」
笠「20脚…と。結構重い？」
あ「ちょ…郁ちゃんっ！！
一気に持っていこうとしなくても……！！」
20脚一気に持っていこうとしてよろける郁ちゃんに
手を貸そうとした時……
ｶﾞｼｬﾝｯ
私の足の上に郁ちゃんが持っていた椅子が落ちてきた
あ「いっ…！！！」
笠「きゃー！！！ご、ごめんAっ！！！」
堂「アホか貴様！！女がこんな大量一気に運ぼうとするな！！
そして周りを巻き込むな！！」
小「大丈夫？Aさん」
あ「だ、大丈夫です…(^^;」
手「バーカ
Aに怪我させんなよお前」
笠「う……ごめんA
だけど手塚にバカ呼ばわりされる筋合いは無い！！」
手「椅子も満足に運べないのか」
笠「何おう！？」
あ「ちょっと2人とも〜…」
郁ちゃんと手塚くんは前と全然違う雰囲気で
こーゆう口喧嘩はするものの仲良い同士の喧嘩って感じがする
あれから郁ちゃんは手塚くんにちゃんと返事をして断ったらしい
それから色々話して和解したのだとか
何がともあれ、険悪な雰囲気が無くなって一安心だ
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作者名：きい | 作成日時：2023年2月11日 2時
