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柴「手塚ってさ、父親が図書館協会会長なのよ」
あ「そうなんだ…麻子ちゃんの情報は毎度すごいね」
柴「でしょ笑
それで小さい頃から相当なプレッシャーの中で育って努力して今の手塚になったわけね
あんた以外とはトラブルもなく要領よく付き合ってんの」
笠「え！？」
あ「てことは郁ちゃんは最初から意識されてたってこと？」
柴「そーそー！ある意味特別だったってことじゃない？笑
で、見た目もいいし背も高いし……女子人気も高いと
悪い物件じゃないと思うけどね？」
あ「物件って…笑」
柴「まぁでもあんたに他に好きな人がいないなら…ね」
あ「郁ちゃんいるの？」
笠「そんなの…いないけど…」
王子様…？のことはいいんだろうか
内心そう思ったが口に出すのはやめた
柴「Aはどーなのよ」
あ「え？私？なにが？」
柴「小牧教官♡」
あ「はぇ！？///」
笠「あーっ！！それ気になってたぁ！！
小牧教官Aにはなんて言うかこう……甘っあまなの！雰囲気が
Aだって大人の男の人苦手だけど小牧教官だけは平気じゃん？」
柴「笠原が言うんだから相当よそれ
前から気になってたのよ〜
小牧教官も女子人気が高いから大変ねA」
あ「えっ///ちがっ…小牧教官はそんなんじゃ…」
柴「正直、Aの気持ちはどーなのよ？」
あ「どうって……
んー…でも小牧教官のこと考えると心臓がこう…ギュッと痛くなることはいっぱいあるかも…
堂上教官とか玄田隊長は全然そんなことないのに」
そういえば2人は顔を見合わせてニヤニヤ笑っていた
笠「きゃー！！それ恋よ恋！！
A小牧教官のこと好きなんだよ！」
あ「えっ！！///す、好き…？」
柴「今話してた表情がもう小牧教官のこと好きで仕方ないって感じだったわよあんた！！」
あ「う…うそ…///」
柴「やーん、こっちも面白くなってきたわね♡」
こうしていつの間にか私の話になってしまい
郁ちゃんや麻子ちゃんから永遠に弄られそれと同時に
小牧教官への気持ちを自覚してしまったのだった
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作者名：きい | 作成日時：2023年2月11日 2時
