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ｼﾞﾘﾘﾘ ｼﾞﾘﾘﾘ
『哨戒中の警備より入電！！
良化特務機関が当館周辺に展開中！！！
総員、至急警備態勢につけー！！』
鳴り響く警報とアナウンス
それは図書隊に入隊して初めての良化特務機関の武力襲撃だった
急いで装備をつけ警戒態勢につく
そんな時堂上教官からの無線が入った
堂「手塚！笠原！A！一緒か」
あ「はい！」
堂「お前らは正門の防衛に合流しろ！！」
堂上教官の指示に従い3人で正門を目指す
慌ただしい館内を走り続けていた時
柴「業務部より！！敵の本命は4階館長室です！！」
突然アナウンスが響き麻子ちゃんがそう叫んだ
私と郁ちゃんは顔を見合せて頷く
そして……
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
窓を開けそこから外に出た
手「！？おい！！お前ら…どこへ行く！！」
あ「非常階段から館長室！！」
手「Aまで！！命令と違うだろ！？」
笠「柴崎が館長室だって言ってんの！！
あいつはこんな時意味の無いことは言わないっ！絶対に！！」
私と郁ちゃんは手塚くんに背を向け館長室目指して走り出した
手「クソっ」
ｶﾞﾁｬ
手「手塚一士より堂上二正！
館内職員の警告を入れ持ち場を変更！館長室へ向います！！」
そう無線をいれ手塚も2人の後をおった
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作者名：きい | 作成日時：2023年2月11日 2時
