☆ ページ15
爆「…にしてんだよ」
爆豪くんは私の手を強く引き先生から私を引き離した
その目は相澤先生を睨んでいる
爆「ずりぃことしてんじゃねェ！！」
相澤先生に向かってそう言うと
私は爆豪くんに仮眠室から連れ去られた
あ「ちょ！爆豪くんっ！」
爆「るせェ！だまって着いてこい！」
力が強くて振り払えずそのまま結局寮まで連れてこられてしまった
爆「おい…あんだけ泣いたクセして
あんなことされて許してんじゃねェ！」
着いて早々私に怒る爆豪くん
しかしその表情は本気で心配してくれたんだと分かる
私よりも苦しそうな顔をして怒ってくれている
あ「…そうだよね
爆豪くんの言う通り…」
そう言うと爆豪くんは私の肩に頭を置いて
苦しそうな声で呟いた
爆「っもう俺んとこに来い…」
どんな表情だったかは分からない
けどその声が泣いているように聞こえて
胸がきゅうっと締め付けられた
爆豪くんは今、どんな思いで私に伝えてくれているんだろう
そして私はどれだけ爆豪くんを傷つけてきただろうか
こんなに苦しくて泣いているような声でも
爆豪くんに対する罪悪感でいっぱいで
思い出すのは相澤先生のことばかり……
どれだけ他の人に好かれても行為を向けられても
私の中から相澤先生は消えないんだと分かった
相澤先生に振られてあれだけ傷ついた。
苦しくて悲しかった。
なのに私はそれを今爆豪くんに感じさせようとしている
なんて最低で自分勝手なやつなんだ私は。
それでも今…言わなければ
ごめんなさい、爆豪くん。
あ「…爆豪くんごめん。
私、やっぱり相澤先生が好き。
どんなに消そうとしても諦めようとしても
多分私の中から相澤先生はいなくならない
爆豪くんの真っ直ぐな気持ちに同じ気持ちを返せなくてごめんなさい」
そう言って爆豪くんに頭を下げた
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きい(プロフ) - こたさん» ありがとうございます！！ (3月24日 14時) (
レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
こた - めちゃおもろかったです！！イレイザーがパパしてて尊かったです(？) (3月14日 7時) (レス) @page24 id: 84bb271225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい | 作成日時：2022年7月22日 21時
