☆ ページ17
それから学校が終わり
私はあの日以来来ていなかった先生の部屋へとやって来ていた
あ「ﾌｩｰ…なんかまた緊張してきたな」
先生の部屋の前で深呼吸をして
私は思い切って部屋の扉をノックした
相「はい」
あ「先生…私だけど…」
部屋の向こうから返事が聞こえたので
私が声をかけると
その瞬間何やら中でドタバタと音がなりびっくりした
あ「先生！？大丈夫？」
少し間があいて、ようやくｶﾞﾁｬと扉が開き
少し焦ったような顔の相澤先生が顔を出した
相「待たせて悪い、資料が落ちてな」
中へ入るよう促され入ると机には
不揃いに積まれた資料があった
あ「…忙しかった？」
相「いや、これはもう終わったやつだから心配ない」
あ「そっか…なら良かった」
相「何かあったのか？」
ポンと頭に手を置かれ顔をのぞき込まれる
その表情は心配そうで
至近距離に恥ずかしくなって私は目を逸らした
あ「いや…何かあったわけじゃ…」
相「そうか」
目をそらすと相澤先生も少し気まずそうに私から距離をとる
しばらく沈黙が続く
おい！私よ、あんなに決意しといてひよるな…！
いけ！今だ！相澤先生にぶつけろ！
頭の中で何度もそう言い聞かせる
えぇい！これはもう勢いだ！！！
そう思い私は相澤先生に向かって話しかけた
しかし
あ、相「相澤先生！/A！」
相澤先生と同時にお互いの名前を呼んだ
再び訪れる沈黙
相「どうした？」
相澤先生からどうぞと言おうとしたが
ここで逃げるのはダメだと思い私は思い切って言った
あ「私やっぱり相澤先生が好き！！
何度も振られても何回でも伝えたい！！
届くまで何回でも言うから！！
本気で嫌だったりやめて欲しかったら言って！！」
ﾊｧﾊｧ…言った…言ってしまった…
チラッと相澤先生を見ると勢いに押されたのか
固まったように動かず目を見開いて何度か瞬きをしていた
しかし…その後
目を閉じてため息をつくと
静かに私の名前を呼んだ
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きい(プロフ) - こたさん» ありがとうございます！！ (3月24日 14時) (
レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
こた - めちゃおもろかったです！！イレイザーがパパしてて尊かったです(？) (3月14日 7時) (レス) @page24 id: 84bb271225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい | 作成日時：2022年7月22日 21時
