★ ページ11
部屋を飛び出したAを追いかけることはできなかった
部屋の扉は開いたまま
しばらく動けずにいると
プ「なにやってんだよお前」
呆れ顔のプレゼントマイクが立っていた
プ「イレイザー、お前が1番大事にしたいものだろ？
それをお前が傷付けてどーする」
相「…」
正論に何も返せない
Aも俺と同じ気持ちだったことに驚きと喜びを感じた
だが……
それと同時に教師、保護者としての気持ちを感じ
突き放してしまった
プ「はぁーったく。
保護者としてとか言ってっけどよォ
俺はそれがAのためだとは思わねェよ？」
ミ「そうよー
気持ちが通じたら何か困ることがあるの？
相澤くんが言ってるAがプロヒーローになるまではって
それは別に保護者や教師の立場じゃなくたってできることよ
気持ちが通じあってるのを否定してまで守る関係なの？」
途中からやってきたミッドナイトさんにも説教される
そう言われてしまうとその通りだ
結局俺が逃げていたのだろう
Aの気持ちを否定してしまった時のあいつの顔が
頭をチラつく
あんな顔させたかったわけじゃない……
プ「そうやって突き放した結果
Aがお前のこと忘れて別の男のものになっても
いーってのか？」
相「っ……」
プレゼントマイクとミッドナイトさんが同時にため息をついた
ミ「そんな顔しておいてよく突き放せたもんだわ」
プ「んっとにお前はよォ、いい加減素直になれ」
その言葉に俺の中での気持ちが明らかに変わった気がした
傷つけてから覚悟を決めるなんて最低だな俺は
だが、Aを別の奴に取られたくない
俺の顔つきが変わったのか
プレゼントマイクとミッドナイトさんは
もう大丈夫だと言って去っていった
A…傷つけてごめんな
俺もお前のことが好きなんだ
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きい(プロフ) - こたさん» ありがとうございます！！ (3月24日 14時) (
レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
こた - めちゃおもろかったです！！イレイザーがパパしてて尊かったです(？) (3月14日 7時) (レス) @page24 id: 84bb271225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい | 作成日時：2022年7月22日 21時
