☆ ページ22
第1試合、A組に心操くんが入っているので
モニターで試合の様子を見てみると
B組の宍田くん相手に苦戦していた
やっぱり実践になると動きが他と比べて遅い
あ「うーん…
ちゃんと作戦立てたのかなぁ…
心操くんの個性上あんまり正面で戦わせない方が
チーム戦では活きると思うんだけど…」
緑「たしかに…」
あ「まぁでも梅雨ちゃんいるし大丈夫かなー」
その数分後、梅雨ちゃんの粘液を上手く使い
上鳴くんと心操くんの個性で相手を翻弄することに成功
最後は全員の協力プレイにより
A組の勝利で幕を閉じた
良い作戦のおかげで心操くんがものすごく活きた
本人は悔しそうだけど…
評価の時間が終わったので私は心操くんの元へ行く
あ「おつかれー」
心「うん…」
あ「まだ捕縛布難しいよね」
心「あぁ。しかも教えてもらったことの1割もできなかった」
あ「でも物怖じしないで立ち向かってたのは素直にすごいよ
終わってからも悔しそうな顔してたじゃん？
初めてだから仕方ないじゃなくてそう思うのがすごいと思う」
心「俺はもう何歩も出遅れてる
おんぶに抱っこじゃダメなんだ
俺自身の力でプロにならなきゃ」
あ「そっか！次も頑張って！
って言っても敵チームには私もいるけどね！」
心「！そっか。負けない」
あ「私だって！」
そして2回戦、ヤオモモたちの試合だが
お互い知能戦といったところか
先読みの力が両者すごかった
途中まではA組が押していたのだが
結局最後はB組の拳藤さんの作戦が上手で
4-0でA組は敗北
ヤオモモは気絶、他の人は小森さんのキノコの胞子で喉をやられた
おまけに会場の被害も大きく
ステージの移動も兼ねて少し休憩となった
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作者名：きい | 作成日時：2022年7月16日 8時
