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高宮さんが来て数日
生徒たちからはかなり慕われているようで
それなりに馴染んでいた
事務員の仕事も少しずつ増やしながら頑張ってくれている
今は2年の演習でリカバリーガールと共に動いているようだ
プ「聞いたぜイレイザー
あのご令嬢、お前が助けたんだってなァ
社長直々にお礼に来たらしいじゃねェか！」
ミ「聞いたわよ〜？
相澤くんその社長に娘を勧められたってね！」
相「そーゆー感じじゃありませんよ
全く…校長に聞いたんですか？」
ニヤニヤとこちらを見てくる2人
プ「勧められたってそりゃあ
いずれ婚約者にってことじゃねェのか？」
ミ「見た感じ可愛らしいし柔らかい雰囲気だし…
相澤くんにはもったいないけどね笑」
相「だから俺は…」
そのとき何か視線を感じそちらを見ると…
両手で口元を押え目を見開いている芦戸の姿があった
まずい…何か勘違いしたなこれは
芦戸はそのまま興奮したように職員室を出て走っていく
相「あっおい待て芦戸っ…！」
追いかけようとしたが既に近くに芦戸の姿はなく…
まぁどうせ誤解だしいいかと俺は自分の席へ戻った
ミ「あら、誤解させちゃったかしら笑」
相「ﾊｧ…あんたたちが余計なこと言うからでしょう」
プ「イレイザーにはもっと可愛い相手がいるってのになァ」
ミ「たしかにね笑
既に守るべき女の子はいるものねぇ〜」
相「……」
プレゼントマイクとミッドナイトさんが言ってるのは
大方Aのことだろう
同じ教師なのに生徒との恋愛を勧めるのもどうかと思うが…
まぁ俺の気持ちがAに向いてるのも事実
俺の気持ちを知ってる2人は
真面目すぎるだの正直になれだのしつこいが
あいつがちゃんとプロヒーローになるまでは
保護者として見守っていたいのだ
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作者名：きい | 作成日時：2022年7月16日 8時
