私は先生の特別になりたい (ページ36)

今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:34,121 hit

☆ ページ36

あ「ﾊｧ…」

あれから毎日のように同じ夢を見るようになった私は

ここ最近満足に眠れず身体のだるさが続いていて

何もかもに対してやる気さえも出てこなくなっていた

爆「はぁはぁうっせェんだよ毎日毎日！」

そう言って爆豪くんが私の足を蹴ってくる

あ「いて！蹴ることないじゃん」

爆「てめェがため息なんざつくからだろーが！」

あ「だからって蹴る？普通…

そりゃ爆豪くんみたいな天才マンにはため息つくようなこととは

無縁でしょうが？」

爆「ぁあ！？ったりめェだ！！

……何かあったんか」

あ「は…？」

急に真剣な顔になったもんだから思わず聞き返す

爆「2度も言わせんじゃねェ！！

何かあったんかっつってんだよ！！」

あ「いちいち怒らないでよ…寝不足なだけだから」

爆「寝不足だァ？」

あ「ﾊｯそんくらいでため息ついてとか思ってんの？」

爆「うっせェ！

ﾊｯただでさえうぜー顔が隈で更にうぜー顔になってんぞ」

寝不足によるイライラのせいか

そのバカにするような笑い方にとても腹が立った

あ「はぁ？……うぜー顔って言うなら見るなーっ！！」

爆「おいっ！こっち来んじゃねェ！！！」ﾎﾞﾑｯ

あ「その口の悪さ矯正してやる！！」ﾌﾞﾜｯ

切「何事！？ちょ、お前らまたかよ！？」

瀬「なんでそんなに喧嘩ばっかすんだよ〜！！」

芦「ちょっとちょっと委員長ー！」

飯「やめないか2人とも！！

教室だぞ！？個性を使うのをやめたまえ！！」

あ「相談に乗ってくれるのかと思えば…

結局バカにするだけかーっ！！」

爆「ァあ！？聞いてやっただけ有難いと思えクソが！！」

あ「はいクソって言ったー！女の子にクソって言いました！

ていやぁ！！！」

爆「ﾊｯてめェの弱っちぃ蹴りなんか聞かねェ！！」

緑「ちょ…落ち着いて2人とも！！どーしたの！？」

轟「…この2人は止めても無駄だろ…」

八「いい加減にしてください！

授業始まりますわよ！！」

みんなの止める声でも止まらない私と爆豪くん

するとその時……

ﾊﾞｧﾝ！！

相「お前ら！うるさいぞ！！」

勢い良く扉が開くと怒った顔の相澤先生が叫んだ