◈ ページ48
何とか全員での林間合宿への参加が決まり…
数日後…
何故か私は相澤先生と共に警察署へと足を運んでいた
あ「え…？」
塚「先日、ショッピングモールで緑谷くんがね
死柄木弔と接触があったんだ
その時に彼から聞き出した死柄木弔の人相等の違いがないか
確認したくてね…
嫌なこと思い出させて申し訳ないけど、重要な手がかりになるから」
ショッピングモール…
そうだ、林間合宿に向けて1-Aみんなで買い物に行こうって
私も誘われたんだっけ
私は行けないから断ったけど、あの時に死柄木と…？
でもみんな昨日学校で会った時何も…
そんな私の考えを読んだのか相澤先生が口を開いた
相「あいつらなりに気を使ったんだろ
お前に嫌なこと思い出させたくないからって」
みんな…でも…
あ「……ひとつだけ気になることがあります。
もしかして死柄木、私のこと探してたんじゃないですか？」
相、塚「！！」
2人の反応に私は確信した
あ「死柄木は緑谷くんになんて…？」
塚「…Aはいないのかと。
俺たちはAを必要としている、必ず迎えに行く
お前は俺のものだと言っていたそうだ」
その言葉に死柄木の表情を思い出しｿﾞｸっとした
昔から死柄木は何故か私に固執していたところがあった
何がなんでも私を逃がすつもりはないという警告か
塚「それに奴らはAちゃんだけでなくオールマイトにも強い執着を見せているからね
とにかくAちゃんは我々やプロヒーローたちが全力で守るよ
だから怖がらなくていい」
塚内さんは優しく笑うと私の頭を撫でてくれる
あ「…ありがとうございます」
それから死柄木弔について緑谷くんの情報の確認をしたあと
私と相澤先生は警察署を後にした
相「A、あまりお前の自由を奪うことはしたくないが
これまで以上に1人にはなるな
必ず誰かと一緒に行動することだ」
あ「うん、分かった」
相(必ず守る)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きい | 作成日時：2022年2月28日 19時
