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それからレクリエーションが終わり最終種目
最後はトーナメント式の1体1のガチバトルとなった
くじ引きで対戦相手が決まる
私の1回戦は心操くんって人と…
こっからがほんとに個人の実力が試される場だ
私の個性がどこまで通用するのか…
気を引き締めなくちゃ！
私は早速1回戦からなので会場へ
その途中、尾白くんに呼び止められ心操くんの個性について
少し話を聞いた
彼の問いかけに答えてはいけないと
どうやら洗脳系の個性のようだ
さっきの騎馬戦、尾白くんは心操くんに操られ勝ち上がったが、自分のヒーロー科としてのプライドが許さないと
最終種目を辞退した
あ「ありがとう」
尾白くんにお礼を告げ私は会場へ向かった
プ「さぁさぁ始まるぜェ！！1回戦！！
ヒーロー科AA対普通科心操人使！！
ルールは簡単！
相手を場外に落とすか行動不能にする、まいったと言わせても勝ちのガチンコだ！！
ケガ上等！こちとら我らがリカバリーガールが待機してっから！
道徳倫理は一旦捨ておけ！
だがもちろん命に関わるよーなのはクソだぜ！！アウト！！」
客「わぁぁぁ！！！」
それから開始の合図がなって1回戦がスタートした
心操くんは私に答えさせようと煽るような言葉をたくさん吐く
心「これは心の強さを問われる戦い
強く思う"将来"があるからなりふり構ってちゃダメなんだ…
あの猿はプライドがどうとか言ってたけど…」
あの猿…？尾白くんのこと？
心「チャンスをドブに捨てるなんてバカだと思わないか？」
私はその言葉にキレてしまった
ただここで言葉を返せば相手の思うつぼ
冷静に…冷静に…
私はゆっくりと彼に近づいた
心「ﾁｯ…」
心操くんがだんだん焦ってるのが分かる
心「何とか言えよ…
最初のお前の個性…羨ましいよ
俺はこんな個性のおかげでスタートから出遅れちまったよ
恵まれた人間にはわかんないだろ！
誂え向きの個性に産まれて望む場所へ行ける奴らにはよ！！」
恵まれた人間？望む場所へ行ける？
何言ってんだこいつ…
私の何を知って恵まれてると思ってる？
あ「…恵まれてるねぇ…
私の何を知って言ってんの？」
心「っｿﾞｸｯ…」
しかし私は答えてしまった
尾「A！なんで答えちゃったんだ！！」
あ「ｷﾞﾝｯ」
心「俺の勝ちだな」
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作者名：きい | 作成日時：2022年2月28日 19時
