貴方とは付き合えません！【宮侑】 (ページ11)

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登校ページ11

＿＿ﾁｭﾝﾁｭﾝ

ﾁﾘﾘﾝﾁﾘﾘﾝﾁﾘﾘﾝﾁﾘﾘﾝ…

うわ、眩し

片手で目覚まし時計を止めてしばらくぼーっとする。

あ、学校や。

ゆっくりした動作で制服に着替えて準備を終わらせて下に降りる。

『おはよーおかあ…ん？』

(あれ、今日朝から仕事やったっけ)

机の上に1切れの紙が置いてあった。

〖A
ごめん！ちょっと急用で1週間家空けることになっちゃった！ご飯代は置いとくから自分で簡単なもの作ってね！ごめんねー！母より〗

『えー…』

こんなん初めてやわ。

てかもうこんな時間やん！

やば！！

おにぎりを加えて家を飛び出る。

走ってたら角からイケメンとぶつからんかな。

ま、そんなことない…

「うおっ」

『え゛！？』

ドンッ！！

いやまじで角から人間出てくるなんて思わんやん誰も

「自分大丈夫か？」

と、ぶつかってきた男は手を差し伸べてくれる

『宮…侑…？』

いや待ってよく見たら髪が銀髪やわ

『…じゃない方…』

「ああ、ツムやなくてすまんな。俺は治や」

『…どうも』

いやこんなんしとる場合ちゃうわ！

てか好みのイケメン男子じゃないし！

はよ行かな遅刻するぅ！

『…い、急いでるんで』

ばって立って先行こうとしたら

「あー待ってくれん？」

肩掴まれて進むことが出来ひんかった。

『な、なんですか』

「近道知っとるから。一緒に行こーや」

A

男子と登校するらしいです