出会い ページ2
今日はクラス替え。
自分のクラスを今探してるんやけど…
ピンチ。
なんか金髪と銀髪の男に群がってる女子達が邪魔すぎてクラス表が見えへん。
『はぁ…』
『すんません、ちょっとどいてくれませんか』
と言うと、
「あ、ごめんなさい!」
「ごめんね!Aちゃん!」
次々に謝罪の言葉。
『いーえ。ありがとうな』
通り過ぎようとしたら視線を感じて
ちらっと見てみる。
囲まれとる金髪の男に睨まれとった。
え、怖すぎん?てかお前誰だよ
ま、いいわ
名前は知らんけどこの2人のファン「は」民度高めなんやろーなとクラス表の自分の名前を探す。
…水迅A。
あった。
2組か。
クラスに入って座席表に目をやると真ん中の列の1番後やった。
(友達出来るんかな…)
そんなこと考えながら窓から見える空を見てぼーっとしとった。
雲量は3くらいか…?ギリギリ晴れやな。
とか考えとった。
そしたら
バンッッ!!!!
すぐ隣から雑に鞄を置く音が聞こえた。
(びっくりした…えらい雑な置き方やな…)
ちらっと目をやると
その鞄を置いた奴と目が合った。
…ん?
あれ。
この金髪野郎…
なんか既視感あるな。
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作者名:elkidu_0808 | 作成日時:2021年1月6日 18時