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ナガシマスパーランド ページ45

朝食を食べ終えた我々はナガシマスパーランドに入園した。


実はホテル・ハナミズキに宿泊している者は入園十分前にナガシマスパーランドに入れるんだ。


我々家族は2チームに別れた。


一つは絶叫いけるチームと、もう一つは絶叫ダメなチーム。


断然、私はいけるチームの方だ。


チーム分けすると、いけるチームは私、流星、絵里さん、統さん、洋一郎さん。


ダメなチームは父、母、善子、凛、千歌。


善子、母は別にいけるんだけど、父と凛と千歌がダメなんですって。


母も年齢的にキツいんじゃないかとひそかに思うんだが。


ダメなチームの五人は絶叫克服の旅に出るんですって。


しかし、いけるチームに黒羽家の人間がいないのは厳しいわ。


物凄く気まずい。


そっちのチームから善子か母をうちのチームの人間から交換してくれ。


まあ、絵里さんがいるからまだ大丈夫か。


実は今まで、一度も洋一郎さんと統さんとは二人だけで話したことはない。


私のチームに彼らがいることが非常に気まずい。


まあ、相手が誰であろうと楽しんだ者勝ちよね、テーマパークは。


最初に我々は「スチールドラゴン2000」へ向かった。


例の赤と黄色のジェットコースターだ。


このアトラクションは約2キロあって、乗車時間は約三分だ。


このアトラクションは結構人気だから、人がいないうちに乗っとかないとな。


我々は一番乗りでアトラクションに着いた。


流星「俺、前がいい!」


やっぱり言うと思った。


流星「洋ちゃん、隣来てよ」


ちなみに洋ちゃんとは、洋一郎さんのニックネームだ。


善子がよく洋一郎さんを洋ちゃんと呼ぶ。


それより流星よ。両親がいるのに何故、洋一郎さんを指名したんだ。


絵里「じゃあ、私はAちゃんと乗ろうかな」


貴方「あ、お願いします」


統さんの顔を見ると、顔には表れていないが、少しダメージは喰らっているように見えた。


ご愁傷さまです。


やはり最大落差日本一だけあってか、スリルも倍増するな。


しかも2キロもの距離を走ってくれるなんて、なんて贅沢なんだろう。


続いて我々は、アクロバットというアトラクションへ向かった。


このアトラクションはうつ伏せになって乗る。


確かCMで新体操の競技服装を着た男性達がこのアトラクションに乗っているのを覚えている。


我々がスチールドラゴンに乗り終わった時には既に、開園時間を過ぎていた。


お正月というのもあってか、結構並んでいる。

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Rinq (* ´ ▽ ` *)(プロフ) - 頑張ってくださいね( *´艸`)わたしも、小説書こうかなぁって、いま、考えてます。更新頑張ってね応援してます(* ´ ▽ ` *) (2017年5月30日 23時) (レス) id: a75720872a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:西木野海未 | 作成日時:2017年5月17日 19時

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