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ゲームセンター芸人 ページ38

ホテルに着いた我々は、一旦、別行動することにした。

渡辺一家は子どもを寝かせに、私と母と父は荷物を一旦部屋に置いた。

園田さんはロビーで待ってくれている。速く準備しないとだな。

貴方「お父さん、お母さん。もうそろそろ行くわよ」

父「ああ、先行っとけ」

母「私達、後で来るから」

母はニヤニヤしながら言った。何よ、お母さんまでニヤニヤして。変なの。

私は急いでロビーへ向かった。

貴方「すみません、お待たせしました」

園田「大丈夫。ご両親はどないしたん?」

貴方「後で追いかけるって言ってました。しかも母はニヤニヤしながら

変な感じですよね」

園田「お、おう」

我々はさっそくゲーセンに入った。

園田「いっぱいあるな」

貴方「ええ。最初にお土産取っていいですか?」

園田「誰かに頼まれてるん?」

貴方「ええ、日高に。彼は何が好きなのかしら」

園田「イメージ的には黄色って感じやけどな」

貴方「そりゃあ、メンバーカラーがそうですもん。あっ」

黄色と言われて、丁度良いものを発見した。殺センセーのストラップだ。

貴方「あれ、あげようかな」

園田「えー、日高君、それ喜ぶか?」

貴方「知らない。だっちゃんは何も言ってなかったから」

私は殺センセーのストラップ二百円ほどでゲットした。

園田「上手いな」

貴方「『ゲームセンター芸人』ですから」

私はドヤ顔で言った。実際、アメトーークで『ゲームセンター芸人』で出演したからね。

貴方「次、太鼓の達人やりましょう」

園田「手加減お願いします」

貴方「それは困りますね」

せっかく今まで独学でドラムをやってきたのに、この成果をここで発揮しないでいつ発揮するんだ。

まあ、関ジャニ∞の番組で太鼓の達人の腕前は何度も披露してるけどね。

私はとりあえずむずかしいレベルで、園田さんはふつうレベルを選択した。

私は鞄からサッとマイバチを出した。

マイバチに園田さんは少し驚いているようだった。

貴方「何しようかな......」

色々悩んだ結果、「千本桜」にした。

園田「ボカロか。俺一曲も知らん」

プレイした結果、フルコンボでノルマクリアした。

貴方「次、園田さん選んでいいですよ」

園田「うん」

彼が選んだのはゆずの「夏色」だ。今、絶賛冬ですよ、園田さん。

こちらはちとミスしたが、まあ何とかノルマ達成。

三曲目は我々が選んだ。勿論、妥協してね。

で、選んだ結果「リンダリンダ」になった。こちらもフルコンボ、ノルマクリア。

対決→←37



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Rinq (* ´ ▽ ` *)(プロフ) - 頑張ってくださいね( *´艸`)わたしも、小説書こうかなぁって、いま、考えてます。更新頑張ってね応援してます(* ´ ▽ ` *) (2017年5月30日 23時) (レス) id: a75720872a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:西木野海未 | 作成日時:2017年5月17日 19時

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