土産話 ページ4
貴方「ただいまー」
とは言っても、一人暮らしなのでやはり返事はない。
寂しく思いをしないように、いっそのこと千晃みたいにペットでも買おうかしら。
いや、でも世話する暇がないし、遊びたい時に遊べないわね。
それなら、喋りたい時に喋れる小型ペッパー君でもいいだろう。
いや、でも結構お金掛かるか。
なんて考えながら、私はお土産の整理をしていた。
いっぱい買ったわね。ちゃんと袋分けして、
その袋に油性ペンで名前を書いていかなきゃいけない。
特に食物の類いであるお土産は、早めに渡さないと
賞味期限が来て味が落ちてしまう。
明日中には食物の類いのお土産を渡さなければいけない。
お土産の仕分けをしていると、ピンポーンとインターホンが鳴った。
__後でね、今忙しいから。
無視して放置した。何なんだ、こんな忙しい時に。
そして、もう一度インターホンが鳴る。
何回も何回も鳴る。鳴りやまないインターホン。
インターホンが鳴った回数が、十回目に達した時、
私は怒りに身を任せ、ボタンを押した。
モニターの向こうにはにっしーと大輝君がいる。
そうだ、今日は約束の日ではないか。
貴方「ああ、ごめん。入って」
大輝『Aちゃん何か怒ってる?』
貴方「怒ってないから。いいから、入って」
ボタンを押して、ロビーのドアを開けた。
私の住んでるマンションはオートロック式である。
オートロック式の中でも安い部屋をマンションを選んだので、
階数は五階しかない。
私は寝床と好きな物を収納できるスペースさえあればいいので、
特に高いマンションにこだわりはない。
私は再び、土産の仕分けを始めた。
三分ほどして土産の仕分けは終わったので、次はリビングをある程度掃除した。
掃除の途中でまたもや、インターホンがなった。
何なんだ、本当にタイミングが悪い。
とりあえず私はボタンを押した。
貴方「あーごめん、今片付けしてるからもうちょっと待ってて」
大輝『はーい』
西島『わかった』
五分ほどしてある程度綺麗にしたところで、
私は玄関のドアを開けた。
貴方「ごめん、寒かったでしょう。ゆっくりしていって」
大輝「そんなことないよ。お邪魔します!」
西島「本当に寒かった」
何なんだにっしーよ、その言動は。
少しは後輩を見習って、言葉を選ぶというのを覚えたらどうなんだ。
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革ベルト
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松浦果南(ラブライブ!サンシャイン!!)
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もえ - 初めまして、いきなりコメントしてすいません。いつも楽しんで読ませてもらってます!これからも、更新楽しみに待ってます! (2017年5月9日 11時) (レス) id: 817b5b30fd (このIDを非表示/違反報告)
西木野海未(プロフ) - 舞さん» コメントありがとうございます!にっしーは24、にこちゃんは25と両者とも名前を数字で表しているのと、西子を見たとき、やったら似合いそうだなと思ったのでやりました(笑) (2017年3月31日 22時) (レス) id: 152aee44b6 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 元ネタを知ってるので、にっしにっしにーには笑いました(笑) (2017年3月31日 22時) (レス) id: 217a3f6335 (このIDを非表示/違反報告)
西木野海未(プロフ) - haru1113mituさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2017年3月28日 16時) (レス) id: 152aee44b6 (このIDを非表示/違反報告)
haru1113mitu(プロフ) - いつも楽しみにしています! (2017年3月28日 15時) (レス) id: f242b76529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西木野海未 | 作成日時:2017年3月28日 1時