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録音の内容は、Aが元スタッフA･Bに
友香里に嫌がらせしたのかどうかを
吐き出させるために、詰め寄るものだった。
そして、便箋をメンバー全員に読ませた。
便箋はA･Bの直筆による反省文だった。
Aだけの力でこれほどの証拠を集めるって
余程苦労したんだろうな。
You side
実彩子は私が社長に提出していたはずの
ボイスレコーダーと反省文を出した。
恐らく社長にお願いして借りたのだろう。
この二つの証拠品を見るのは久しぶりだった。
メンバーはそれぞれ不思議そうな表情で
ボイスレコーダーの録音を聞いたり、
反省文を読んだりしている。
直也「.......で、これを俺らに見せて何になるの？」
ラスボス･直也はまだ何もわかっていないようだ。
宇野「じゃあA、説明してあげて」
私はふぅ、と息を付いて話始めた。
貴方「友香里に嫌がらせをしたスタッフに
腹が立ったから、これらの証拠を集めて
社長に提出して、私が辞めさせただけよ」
私はコンパクトに説明した。
與「あ、スタッフ辞めさせたんは
本当にやねんな.......」
真司郎は口をポカンと開けて言った。
宇野「それでさA、これの証拠を集めるために
何をしたのかな？」
何故彼女は今それを聞いてくるのか。
まあ、話さない必要もないか。
貴方「ああ、スタッフを食事に誘ったり
しばらく尾行したり、とっさに
『変な奴に追いかけられてる』って演技を何日も
練習して家に押し掛けたわ」
やはり、実彩子以外は私の狂気染みた行動に
驚いているようだった。
また少し沈黙が続いた。
そして「ごめん」と謝って沈黙を破ったのは
敵でも味方でもないにっしーだった。
西島「俺、Aさんの言うこと真に受けちゃって.......
本当にごめんね」
貴方「仕方ないわよ、私が辞めさせたのは事実だし」
その他のメンバーも改心したのか、
小ボスの千晃、真司郎
中ボスの秀太はすぐに謝った。
ラスボス･直也も少し考えてから
ああ、自分が悪かったんだなと気づき
謝ってくれた。
だが、真のラスボス･日高だけはなかなか謝ろうとはしない。
やはり彼と私の仲が一番酷かったのだけ
あってか、なかなか謝りにくいし
私もなかなか許せないと思う。
宇野「だっちゃんも意地張ってないで謝ったら？」
日高「いや、別に謝るんは謝るんだけどさ.......」
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西木野海未(プロフ) - Nissy☆loveさん» 見つけてくださってありがとうございます！ (2017年3月31日 23時) (
レス) id: 152aee44b6 (このIDを非表示/違反報告)
Nissy☆love - そういえば続編書かれていたんですね！プレイリストで見つけました。続編の更新も頑張ってください!! (2017年3月31日 22時) (レス) id: 217a3f6335 (このIDを非表示/違反報告)
西木野海未(プロフ) - なつさん» はい、頑張ります！ごめんなさい、昨日は寝落ちしちゃったもんで.......ww (2017年1月31日 17時) (レス) id: 152aee44b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 続きが早く見たいですっ！更新頑張ってくださいっ！ (2017年1月30日 20時) (レス) id: 3487b8d8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西木野海未 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eliumi1/
作成日時：2017年1月29日 9時
