今夜 ページ5
Aの言葉に私は拳を握った。
待っていても何も変わらないし、
このままではグループがいつか崩壊するかも知れない。
一人ぼっちになったて、決断した私には
何も怖くない気がした。
実行するとしたら..............今夜かな。
You side
今日の最後の仕事はは明日のライブのリハーサルだ。
私は動きやすい服装に着替えて
ステージへと向かった。
ステージ裏に着いたが、スタッフもメンバーも
まだ誰もいないようだ。
ステージ裏を見渡してみると、
あるところに一台のグランドピアノが
置いていた。
最近忙しくて、家に置いてある電子ピアノを
引く暇がなかった。久しぶりに、ピアノを
弾きたい、という理性を押さえ切れなかった
私は、すぐに椅子に座りピアノの蓋を開けた。
私は姉が関わっている「ラブライブ!」という
アイドルアニメ作品の
曲をピアノで弾き語りをした。
曲は「僕らのLIVE 君とのLIFE」という曲で、
ジャンルはアップテンポの
応援歌と言ったところだろうか。
アニメの作画はかわいい系統の子が五人、
私に似て美人系統の子が四人の
九人組のアイドルグループのアニメだ。
アイドルアニメなんて大したことない、と思っていたが
九人のうちの四人が歌唱力が高くてびっくりした。
私はその歌でアニメの世界に引き込まれそうだった。
いや、既に引き込まれていたのだ。
曲を毎日聞いたり、ネットで毎日新しい情報を調べたり
グッズを買いあさってみたりと、自分でも驚くくらいの
はまりっぷりだった。
まあ、自分がぼっちだからそれに
はまってしまったのかもしれないが。
頭の中で思考回路を巡らせているうちに、
曲はサビの部分に達した。
サビ部分の歌詞は特に大好きなので、
思いっきり歌った。
すると、誰かの足音が微かに聞こえたので、
私は弾き語りを止めた。
顔を上げると、目の前には
にっしーが立っていた。
私は少し驚いた。
にっしーがこんなに集合時間より早く
現場に着くことがあっただろうか。
それに、にっしーの視線は
いつも私に向けるような冷たい視線ではなく、
どこか優しかった。
彼が優しい表情をしているのを
見るのはいつぶりだろうか。
「あの」とにっしーは声を発した。
貴方「な、何よ」
彼に話し掛けられて私は少し戸惑う。
話し掛けられるのもいつぶりだろう。
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西木野海未(プロフ) - Nissy☆loveさん» 見つけてくださってありがとうございます! (2017年3月31日 23時) (レス) id: 152aee44b6 (このIDを非表示/違反報告)
Nissy☆love - そういえば続編書かれていたんですね!プレイリストで見つけました。続編の更新も頑張ってください!! (2017年3月31日 22時) (レス) id: 217a3f6335 (このIDを非表示/違反報告)
西木野海未(プロフ) - なつさん» はい、頑張ります!ごめんなさい、昨日は寝落ちしちゃったもんで.......ww (2017年1月31日 17時) (レス) id: 152aee44b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 続きが早く見たいですっ!更新頑張ってくださいっ! (2017年1月30日 20時) (レス) id: 3487b8d8f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西木野海未 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eliumi1/
作成日時:2017年1月29日 9時