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『え、まっ、……んぅ、』




お互い横並びに抱き合って寝ていたが、体制を変えた。彼女に覆い被さるようにして口吸いをした。


制止の声が聞こえたような気がしたけど関係ない。彼女の両腕を頭上に固定して続ける。




『……んはっ、、むい、ちろ、……はッ、ちょっ、と……まっ、て、、』

「なんで?だって僕と口吸いしたかったからわざと寝たふりしてたんじゃないの?」




そう言ってやれば顔を真っ赤にして隠そうとする。どうやら図星だったようで、何も言い返せないでいた。


そんな反応されると、もっと意地悪したくなっちゃうじゃん。




「なに?いつもするだけじゃもしかして足りなかったの?」

『ち、ちがうもん……』

「違う?じゃあもうこの続きはしなくていいってことだね」




あえて少し意地悪に言う。するの彼女は僕の寝間着の裾をきゅっと掴んで、




『ぃゃ、、…もっと、、してほしぃ……』




多分恥ずかしさがもうすぐ限界突破する寸前なのだろう。そっぽを向いた彼女は頑なに顔を見せてはくれなかった。


まあそんなの関係ないんだけど。


両頬に手を添えて僕の方へと向かせる。




「隠さないで。もっと可愛い顔見せてくれないと」

『…………恥ずかしいこと言わないでよ……』

「ふふっ、はいはい」




ほっぺを膨らませて少し怒った顔を見せた。ニッと静かに笑って、もう一度腰を引き寄せる。




「Aは僕にもっとたくさん口吸い、して欲しかったんだもんね。お望み通り、」








“いっぱいしてあげるよ”








久しぶりに二人で一緒に寝坊した、甘い朝だった。





*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――





(っ、んぅ、…ふ、)


(声我慢しなくていいから。あと、掴むなら布団なんかじゃなくてこっち、僕にして)


(だ、って、……はずか、し…、、…)


(もっと手酷くされたいんなら我慢していいよ)


(あぅ、、……がまん、やめます、……)


(ん、いい子)

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設定タグ:時透無一郎 , 鬼滅の刃 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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霞桜 - 頑張って下さいね応援してますよ (2022年5月4日 0時) (レス) id: f3badad1aa (このIDを非表示/違反報告)
霞桜 - 無一郎推しです めちゃくちゃ最高ですね私は想像豊か過ぎるので余計に嬉しいです… (2022年5月4日 0時) (レス) @page16 id: f3badad1aa (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いろはさん» ありがとうございます!不定期ではありますが定期的に投稿できるよう頑張りますね! (2021年1月15日 23時) (レス) id: 2a5e6a7f23 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - これからもがんばて下さいね (2021年1月15日 22時) (レス) id: 7954c2eb45 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - むいくん甘甘で可愛い~ (2021年1月15日 22時) (レス) id: 7954c2eb45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年1月12日 21時

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