もう一度恋をして (ページ4)

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皆で自己紹介をしてくれた。
EXOっていうアイドルをやってることも。

テレビをつければ本当に皆が映ってて。
まぁこんだけイケメンならアイドルくらいやってて当たり前かと納得。
それよりも気になるのは。

『あの、どうして私はアイドルと住んでるの？』

どうやらEXOは大人気グループらしいし、そんな中になぜ私がいるのか。
どうもおかしい。

BK「あ〜、Aはね、俺達の付き人してもらってたんだよ！」

付き人？

『それってマネージャー的な？』

え、私そんなすごいことしてたの？笑

CY「いや、どちらかというと家政婦さんみたいな感じかな？」

家政婦さん。
なるほど、それなら住み込みで働いててもおかしくはない。

『なら明日から家事やらせてもらいます！』

今日はもう夜だから明日から頑張ろう。
いくら記憶がないとは言え、置かせてもらうなら働かねば。

DO「いいよ、疲れてるだろうし。
家事なら自分たちでもできるからAは気にしなくていいの。」

そう言ってくれるぎょんちゃん。
どうやら私はそう呼んでたらしい。

『でも申し訳ないし、何か思い出すかもしれないでしょ？』

そしたらご飯だけでも作ってくれるかな？
ありがとうって笑ってくれた。

ぎょんちゃん、すごく話しやすくて優しい人。

早く思い出してあげないと。