交換日記

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you side








SN「あれ、あんたいつの間に遊園地なんて行ったの？」



あのノートに挟まれてた写真を見てればそう聞かれた




『これ、私が撮ったように見える？』


SN「え、違うの？
綺麗に撮れてるからてっきりあんたかと思ったけど。」



やっぱりサナから見ても綺麗に見えるのか



『もらったのよ。
綺麗だよね？』



SN「へぇ、誰から？笑」



誰って
誰だろうか



『知らない人？』


SN「はぁ？！！
何どういうこと？？」




どうって言われても知らない人だしな。笑




この2日あった出来事をサナに全て話した



SN「JKか。
何者なのかな？」


『さぁ？
でも朝見たときノートなくなってたんだよね。
捨てられちゃったのかな？』


SN「帰りにまた見てみなよ！
もしかしたらまた返事きてるかもよ？笑」




いいなぁ青春！！なんて騒いでるけど

これのどこが青春なんだ






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いつもの帰り道


あの家の前を通れば



『ほんとにあった、、、、』





またノートが立てかけてある



駆け寄って開いてみれば





【素敵な写真ありがとうございます。
それから返事書いてくれて嬉しかったです。

これ、今日行ってきた場所で撮りました。
また受け取ってくれますか？
返事、待ってます。 JK】




メッセージと共に一枚の写真




『ふふ、今日は公園？笑』



風に揺れるブランコが夕日に照らされて輝いていた



なぜだろう、彼の写真を見ると自然と笑ってしまう




今日はこのノート持ち帰ろう

また明日、ここに置いておこう





この不思議なやり取りにワクワクしてるのはきっと私だけじゃないよね？





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