少年団に拾われました

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you side








急に歌えと言われて歌った曲。


SG「やっぱり、音楽やってた？」


なんて答えれば正解なんだろう。



『この曲、私が作ったんです。』



予想外の返事だったのか驚いた顔をした。
最近やっといろんな表情を見せてくれるようになったオッパ。



SG「そうなんだ。
俺好きだよ。」



好きなジャンルの曲、そういう事なんだろうけど。
一瞬ドキッとしてしまった。



その後も特に会話はなくて。
でもそれが嫌じゃなく心地良い。
オッパはヘッドフォンをしてまたパソコンとにらめっこ。




そろそろ寝ようかな。



SG「ん、寝んの？」


『はい、オッパおやすみなさい。』


SG「おやすみ。」



オッパとの会話は多くないけれど、この時間が今とても幸せに感じる。


おやすみって笑ってくれるようになった。
それがすごく嬉しい。


オッパの作る曲、私も好きだって今度教えてあげよう。
そしたらどんな顔するかな？
想像しただけで楽しくなって笑ってしまう。




そんな風に思えるのはシュガオッパだけ。

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