ヒーロー嫌いのヒーローガール２ (ページ20)

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第７０話ページ20

大半のグループが作戦の相談をする中、緑谷と麗日はモニタールームにいた

そこにはリカバリーガールと縁もいる

バインダーに紙を挟み、ペンを握ってモニターを見つめる縁

縁〈この試験・・・受ける生徒の天敵となる教師を、意図的にぶつけてる。それに比べて、ボクの場合は天敵となる個性持ちの教師がいないに等しい。あー・・・でも根津校長には負けそう〉

第１戦目についてのレポート
砂藤、切島ペアについて
・攻撃が単調過ぎる
・相手にとって有利な地形だと理解していない
・時間制限を理解していない
・消耗戦が苦手
　短期戦で挑むべき
結果
・もっと頭を使うべき
・最初から全力を出すのなら短期決戦を仕掛けるべき
・役割を分けるのもあり？
　例：切島に一点集中するよう仕掛けて硬化で耐え、砂藤がこっそり回り込んで仕掛けるなど

緑谷＞うわ、めっちゃ書いてる！？

縁＞ん？

麗日＞うわ、すごっ。まるでデク君のノートだ。

縁＞そう？まあ、試験が関わってるしね。

第２戦目についてのレポート
蛙吹、常闇ペアについて
・コンビネーション問題なし
・互いの良さを引き出している
結果
・特にいう事なし

第３戦目についてのレポート
飯田、尾白ペアについて
・判断が早いのはいい
・強引であるものの怪我人が出なかったのはよし
・短期戦なのがいい
結果
・特にいう事なし
・飯田が埋まっていたのがイマイチ

第４戦目についてのレポート
轟、八百万ペアについて
・最初はチームワークにバラつきが見られた
・初手の判断誤り
・八百万の自信の無さが目立った
結果
・最初は失敗が目立ったものの、最後はしっかりと取り戻している
・自信が戻ったのならよし

第５戦目についてのレポート
青山、麗日ペアについて
・青山が阿保
・ブラックホールという個性に対して対策なし
・麗日の体術が意外と効いた
結果
・慌てていた様子から偶然だろうが、１３号先生相手なら飛び込んで正解
　咄嗟に個性を止めるから
・麗日の接近戦はナイス判断
・青山が阿保

縁＞ふぅ・・・やっと半分だ。

第６戦目についてのレポート
芦田、上鳴ペアについて
・闇雲に逃げ回ってるだけ
結果
・もっと頭を使うべき
・相手が見えないのなら早々に脱出を決めるべきだった

第７戦目についてのレポート
口田、耳郎ペアについて
・口田の虫嫌いが意外
・耳郎の相殺する判断はよかった
結果
・口田が意外と喋る
・音の伝わり難い地中を利用したのはいい
・耳郎の虫を使う判断、口田の苦手克服？が良かった