《2話 記憶のソウシツ》6 ページ9
『ﾊｧ...ｯ...ﾊｧ...(この間に...あの学生が逃げてくれてたら！)』
死にものぐるいで逃げ続けていると...
先程と同じ光が末端から放たれた。
｢ピンチですねー主様っ。｣
......さっきまでさっさと人を盾にした
サロモンくんが呑気にも現れた...
『サロモンくん！落ち着いてる場合じゃないよ！！あぶないから！はやく離れて......』
｢だーいじょうぶですよっ主様！ほらっ！｣
そう言ってサロモンくんが指さす方を見てみると…
さきほどまで追いかけてきたとは思えないほど、静かになった鬼が......
『......どゆこと？』
｢主観時間をチョットだけ加速してーー
あぁ、つまり時間が止まったようなものです！｣
『.........はい？』
時間を......とめた？.........このヤギが？
｢えへへ、結構すごいでしょう？
新米でも悪魔ですから...これくらいチョチョイノチョイ！｣
あ......悪魔だったんか...やっぱり…
薄々は感じていたけども...
なーんか...頼りなさそうな感じがするから違うのかと思ってた。
｢ま、主様のカラダも動かないんですけど…
今からのお話を安心してゆっくり聞いてくださいね。｣
『...いや...動けないんかーい。
まぁ...いいけど…』
動けないならば仕方がない...
ここは大人しくサロモンくんの話とやらをきこう。
｢主様、バトルです！さぁ...もう一度
敵の姿をご覧ください！｣
サロモンくんのさす通り相手の鬼をじっくり観察してみると
『......うん...むきむきマッチョだね…強そう』
｢あの腕！あの金棒！異形としか思えない...なんとも凶悪な姿！
強そうですよね？ビビっちゃいますよね！アンビリーバボーですね！｣
『......うるさい。』
ココで身体が動かないことが悔やまれる。
なんとなくやかましくてほっぺたつねりたくなってきた。
｢ですがご安心を！なんと主様には...
アイツに対抗する術があるのです！｣
『......対抗する...術...?』
...自分がアイツに対抗できるのか？
そんな疑問を察したのか…サロモンくんは
説明書つづける
｢はーい！その通りですっ！
だからしっかり聞いてくださいね？｣
『......。』(ｺｸｺｸ)
｢主様は【使い魔】として、誰かに召喚された身...
そして【アプリ】を使うことのできる主様は
同時に召喚主の資格もございます！
そう...主様は誰かの使い魔であると同時に使い魔を召喚できる召喚主なのです！
いわゆるハイブリットです！｣
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リギア(プロフ) - 寝る猫?さん» いえいえ！こちらこそ！コメントくださりありがとうございます！まだまだつたない文章ではありますが。どうぞよろしくお願いします。 (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 2b0b8d67e5 (このIDを非表示/違反報告)
寝る猫?(プロフ) - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ 作者様!!小説を書いて下さりありがとうございます!!(´TωT｀)御礼に、自分も……って結局は同じになっちゃう……ととにかく!!生まれてきて下さりありがとうございます！(放サモがすき過ぎて…！ (2020年1月27日 19時) (レス) id: e143dd1261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リギア | 作成日時：2018年12月23日 0時
