《第5話 新宿ガクエン》4 ページ44
『これ、なんかさっきも見た気がするなぁ.....』
その一言にギクリッと肩を震わせる生徒2人
「せ...先生!
ええっと....あの....すいません。
ひとつご相談が....」
意を決して委員長が口を開くと
「「うん?/なんだ?」」
息ぴったりにハモって同時にコチラへと目をむけた。
「あの....こちらの方の事でーーーー
ええと....Aさんと言うのですが.....」
「Aだと?」
その名前を聞いた途端2人の目つきが変わった
『.......?』
「思い出したぞ!A!
あぁ!お前が噂の転校生というやつだな!」
「転校生など久々だ。
赴任して以来ではないか?ふむ......」
.....転校?噂?
....何を言ってるんだこの人達は
自分は今日、はじめてこの世界にきたばっかりのハズ
なのに何故この人達は自分を知っていて
なぜ.......自分が....転校してくると....?
自分が....この世界に来ることを知っていた?
「ようし....よしよし!さぁ、ついて来い!
キョウマ先生のところへ行くぞ!」
「おい!ジン!抜け駆けをするな!
俺が連れて行く!」
『え!?ぎゃあああ!た....たすけてー!』
ガッチリとそれぞれ両方の腕を引っ張られて
助けを呼ぶ声も虚しく....
まるで某捕獲された宇宙人のように
ズリズリと見ず知らずの校舎へと引きずりこまれていった。
「.....行っちゃった。どうする?」
「........。」
3人は巨漢に引きずられて消えていく様子を
ただポカーンとマヌケな顔で眺めることしかできなかった。
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リギア(プロフ) - 寝る猫?さん» いえいえ!こちらこそ!コメントくださりありがとうございます!まだまだつたない文章ではありますが。どうぞよろしくお願いします。 (2020年1月27日 19時) (レス) id: 2b0b8d67e5 (このIDを非表示/違反報告)
寝る猫?(プロフ) - ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ 作者様!!小説を書いて下さりありがとうございます!!(´TωT`)御礼に、自分も……って結局は同じになっちゃう……ととにかく!!生まれてきて下さりありがとうございます!(放サモがすき過ぎて…! (2020年1月27日 19時) (レス) id: e143dd1261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リギア | 作成日時:2018年12月23日 0時