《4話 新宿のカエリミチ》6 ページ35
｢バカだって言われたくなかったら....
せめて赤点....いや！赤点ラインの半分は取れ！
そうしないと....今度こそ留年するぞ？！
毎年のような勉強合宿は、もう御免だからな。｣
......なんだ。コイツ....ただのバカか....
なんか...こんなやつに弱虫だのなんだのと言われてきたのが(言ってない)無性にムカついてきた。
｢あーあー。うるせぇなぁ。これだから
優等生の委員長様はよ。
いいんだよ！オレはこの腕っぷし1つで生きてくって決めてんだ。
留年だろうが退学だろうが知ったこっちゃねぇ！
なのに...親父の戯言ホイホイ真に受けやがって。
あーあ。いい迷惑だっての....｣
｢余命短いお前のお父さんが言っただろう。
息子を真っ当に導いてくれと...だから俺は....｣
｢はん！なーにが《真っ当》だよ！
てめぇの考えを押し付けんじゃねぇっての！
だいたい！今も素手で滝わるようなクソ親父が余命短いって....騙されてんだろ！｣
.......素手で.....滝？えっ？......それ人間？
｢ちょっと！ちょっと！2人とも！Aがみてるよ？｣
じーっと2人の子供のような言い争いをみて
何となくこの2人は長い付き合いがあるんだなぁと。少しうらやましく思った。
｢｢フン！／......っ！｣｣
｢ごめんね。おいてけぼりで。この二人。
幼馴染なんだよー。いわゆる腐れ縁？ってやつかな。
仲は見ての通りだけどこれでも........
.....ごめん。割といつもこんな感じだった。｣
.....それってそんな軽く笑顔で言っていいもんなの？
｢ご....ゴホン！すみません。
みっともないところを....
今回は友達を救っていただき。
本当にありがとうございました。｣
『いえ.....あの....こちらこそ....』
リョウタには助けてもらってばかりだった。
あの時だって....彼がいなかったら。
今頃は.....
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リギア(プロフ) - 寝る猫?さん» いえいえ！こちらこそ！コメントくださりありがとうございます！まだまだつたない文章ではありますが。どうぞよろしくお願いします。 (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 2b0b8d67e5 (このIDを非表示/違反報告)
寝る猫?(プロフ) - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ 作者様!!小説を書いて下さりありがとうございます!!(´TωT｀)御礼に、自分も……って結局は同じになっちゃう……ととにかく!!生まれてきて下さりありがとうございます！(放サモがすき過ぎて…！ (2020年1月27日 19時) (レス) id: e143dd1261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リギア | 作成日時：2018年12月23日 0時
