《4話 新宿のカエリミチ》4 ページ33
｢はじめまして。Aさん。
リョウタのクラスメイトの本居(ﾓﾄｵﾘ)シロウと申します。｣
ずいっと1歩前に進み丁寧な挨拶を返してくれた事に少し驚きつつも
自分の格好に何も言ってこないあたりに気遣いを(勝手に)感じた。
｢この度は、リョウタがお世話になったとの事で....
どうもありがとうございます。
友人として。クラスの委員長として。
お礼を申し上げます。｣
友人思いで見ず知らずの自分にも
優しそうな笑顔でお礼を伝えることができる
ちょっとぬけてる所もありそうな真面目で優しいひと。
そんな印象だったから....思わず....
『.....(そのおもしろいキャラ)すきです。』
｢うぇっ！？す.....好き？！
い...いや....なぬを.....な何を....っ！｣
顔を真っ赤にしながら。ちょっと何を言っているのかわからない日本語をはなし軽くパニックになったシロウ
『......。(あれ？なんか変な事言ったかな？)』
それを口にした事にすら気づいてない本人は
ぼーっとその変な様子を観察しながら
やっぱりおもしろい人だな。とのほほんとしている。
｢す...好きって....丁寧な態度が！
という事ですか！おおおお恥ずかし.....！
これは妙な勘違いを.......｣
まだ頬を少し赤く染めながらも
必死に元の丁寧な態度に戻ろうとするシロウ
それを押しのけるようにしてもう1人の男が
割って入ってきた。
｢ふーん.....あんたAっていうのか....｣
『ッ！』
先ほど公園で戦った鬼たちと似た
筋骨隆々のいかにもケンカ腰な少し怖い人が
話しかけてきた。
｢初対面にその態度は失礼だよ！
ごめんね。A。｣
『ぁ....いや....大丈夫だよ...？』
内心全然大丈夫じゃないが！
いちおうこの人も？リョウタのおともだちであれば....さすがに大丈夫....だと思いたい。
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リギア(プロフ) - 寝る猫?さん» いえいえ！こちらこそ！コメントくださりありがとうございます！まだまだつたない文章ではありますが。どうぞよろしくお願いします。 (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 2b0b8d67e5 (このIDを非表示/違反報告)
寝る猫?(プロフ) - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ 作者様!!小説を書いて下さりありがとうございます!!(´TωT｀)御礼に、自分も……って結局は同じになっちゃう……ととにかく!!生まれてきて下さりありがとうございます！(放サモがすき過ぎて…！ (2020年1月27日 19時) (レス) id: e143dd1261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リギア | 作成日時：2018年12月23日 0時
