占ツクの主役は我々だ！【短編集】 (ページ4)

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「なぁ、これどういうこと？彼氏の前で彼氏にLINEするとか...」

頭の上から冷たい声が聞こえた。
怖くて顔は見られないが、きっととても怖い顔をしているのだろうな...軽蔑してるんだろうな...

普段浮気する時とか、徹底してるのに...なんでここに来てガバったかなぁ...

「ちがうの...！わたし...わたし...」

「言い訳とか聞きたくないわ...やっと大先生から奪えると思ったのに...」

本当に悲しそうな顔。今まで浮気してきて、何回も色んな人の悲しそうな顔なんて見てきたけど、こんなに胸に、心にくる顔なんて見たことない。

「私、シャオさんのことも好きだから！」

私って馬鹿。なんでも自分のものにしたくて仕方なくて。

「ええわ。俺、ほんまにAのこと好きやからさ、幸せになって欲しいねん。大先生に幸せにしてもらってな。じゃあな。」

...！！行っ...ちゃっ...た...
でも、きっとこれで良かったんだ。きっとそうだ。今すぐ大先生の元へ行こう。私にはもう大先生しかいないから。

急ごう。

ドロドロとした、私と彼と彼の３人の恋愛事情。これだけでは終わらなくて、物語はどうなるのか、それは私と彼しか知らなくて。

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すみませんでした…クリスマス、年末等と忙しくて更新できてませんでした…(´；ω；｀)
これからは…頑張っていこうと思います。