その殺生丸には娘がいる！4【半妖の夜叉姫】 (ページ23)

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それ以降は、やっと我が家はあるべき形になったんだ。

そして、父さんが私達双子を末代の誇りだと言ってくれたのは、人生最大の喜びだった。

そして、私達は祖母の家にも出入りしたんだ。

そこでは、心身共に疲弊した犬の一族が傘下の妖怪達から手当されていた。

それを取り仕切っていたのは祖母だったけど、

あの人はテキパキと傘下の妖怪達を指揮していた。

祖母もまた、私達を末代の誇りと賞賛してくれたんだ。

危険を省みず、必死の戦いの末に助け出してくれた事を喜んでくれたんだ。

そして、祖父もこの事を絶賛してくれた。

祖父は妖怪と人間が手を取り合い、

共に歩む事を願って人間との間に叔父を儲けた。

叔父はその願いを見事に成し遂げ、

奈落を影で操っていた道真を倒したんだ。

そして、私達と共に対話に至ったんだ。

自分の願いが叶い、その結果が成し遂げられた事を知れた祖父は大喜びだった。

そして、私達がその血を分け与えてくれた事を感謝すると、

一層嬉しそうだった。

何故なら、叔父の不遇な生い立ちに負い目を感じていたからだ。

兄弟喧嘩の事も負い目に感じていたけど、

それも解消された事を知れたので、

これで悔いがなくなったと言ってくれた。

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ーこの記録は、以前のナチスの記録の一つだー