その殺生丸には娘がいる！4【半妖の夜叉姫】 (ページ17)

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②将校の日誌

あの日、我がラストバタリオンはりんを拉致した。

彼女は最重要人物殺生丸の妻だったが、

多聞丸様の御命令で拉致したのだ。

その後は石化させて保存し、

多聞丸様のご命令があるまでは保管することになったのだ。

それから程なくして、

殺生丸に次ぐ最重要人物である犬夜叉とかごめなる夫婦を拉致して保管した。

かごめは未来からやって来た事が確認されており、

我々の存在を奴等に察知される事を防ぐ為に拉致したのだ。

尚、犬夜叉が所持していた鉄砕牙と二人が保有していた首飾りは、

りんの首飾り同様に石化直前に回収し、

重要品保管庫にて保管された。

多聞丸様は、首飾りについては使い道があると仰り、

その時を待つ事になった。

また、かごめが所持していた弓矢については、

我らの21世紀の拠点において研究される事になった。

これは、妖怪対策に必要だったのだ。

しかし、オリジナルは基本的にはこの時代にて管理し、

妖怪の襲撃に備える為の保険とされた。

それから4年の歳月が流れた。

遂に、ゲシュタポ諜報部があの双子の所在を突き止めたのだ。

早速暗殺作戦が開始されたが、

3人とも取り逃がしてしまったのだ。

しかも、とわに至っては一切の手がかりが失われたのだ。

歴史上の神隠し同様に突如として蒸発してしまったので、

我々はとわの確保を断念し、

戦力拡充に尽力したのだ。

そして6年後、せつなともろはの抹殺を試みたが失敗し、

犬の一族の捜索が活発化してきたので、

我々は4年間も潜伏したのだ。

そして、とわが戻ったのだ。