帰りたくない. ページ17
ソファーにゆっくり倒されて大谷さんに覆われて視界は彼しか映らない。
『ん。』
私にとっては大きめの３人掛けソファーも大谷さんだと小さく感じる。少し動きづらそうだけど、そんなの気にしてない様で、繰り返し唇を重ねてくる彼の首に手を回すと嬉しそうに笑った。
大「まじで可愛い。やばい。」
『語彙力どうした。』
ふふふ、と笑って私から口付けるとすぐに主導権を奪われてどんどん深くなっていく。
大「このまま抱きたいんだけど、良い？」
『大谷さんってほんと想像よりグイグイくる。』
大「翔平って呼んでってば。」
はい、お仕置きね〜、とニヤリと笑って大きな手がワンピースを捲り上げていく。
『なんか、慣れてる。』
大「ふはっ！慣れてるわけないじゃん。野球しかやってこなかったからね。」
はい、ばんざ〜い、とワンピースは抜き取られてしまう。下着姿になった私をじっと見つめて黙る翔平さん。
『あんまり見ないで。』
大「いや、焼き付けとく。アメリカ帰っても困んないように。」
隠さないで、と腕を取られて身体中にキスを落とされる。身を捩りながら声を我慢すると私を見上げる彼と目が合う。
大「Aちゃんも誰に抱かれてるかしっかり焼き付けて。」
真剣な眼差しでこちらを見つめる翔平さんに恥ずかしくなり目を逸らしてしまいそうになるけど、私だってこれから会えなくなる彼を少しでも刻んでおきたい。
『いつでも思い出せるようにしてね。』
だからここじゃなくてベッドが良いと言うと一気にギラついた彼に横抱きにされて寝室へ行く。
大「ほんと、Aってずるい。何度だって惚れ直すよ。」
『これからも何度でも惚れさせて見せるから。』
それは嬉しいな、と言って再びキスの嵐が始まって何度も優しく激しく愛されて
『んっもう、やぁ！』
大「ん。あともう一回。」
そんなやり取りを繰り返しながら彼の体力が尽きるまで付き合い終わる頃には
『翔平さんの体力おばけ。絶倫。も〜これどうやって隠すの〜。』
大「Aが可愛いしえっちぃのがいけないんだよ。その跡については、うん、ごめんなさい。」
身体中に散らばるキスマークに空いた口が塞がらない。少し露出の多い服を着るとバレるな、と遠い目になるけど
『バレるのは恥ずかしいけど全部翔平さんが付けてくれた、て思うとちょっと嬉しい。』
胸元に付いた跡をなぞりながら言うと翔平さんは、はぁぁ、と息を吐きながら天を仰いでいた。
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みぃさん(プロフ) - 更新待ってます！ (8月13日 9時) (
レス) id: de3028b189 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - 更新楽しみにしています！！応援してます！！ (6月17日 0時) (レス) @page19 id: 2e9e08b902 (このIDを非表示/違反報告)
ame00charme86(プロフ) - いつも更新をめちゃくちゃ楽しみにしてます。応援してます。頑張って下さい。 (2023年4月24日 17時) (レス) id: e49d483ad0 (このIDを非表示/違反報告)
re06(プロフ) - お、面白過ぎです！好きです！大好き！更新頑張って下さい！応援してます！ (2023年4月11日 0時) (レス) id: eaaa70de2b (このIDを非表示/違反報告)
えくぼ(プロフ) - みぃさんさん» 楽しんで頂けたら嬉しいです。準決勝・決勝の会場はリアルと一緒でアメリカとなってます。主人公は日本で中継を見ている設定です。色々設定が甘いところがあると思いますが、温かい目で見て頂けると幸いです。 (2023年3月30日 22時) (レス) id: adb633a8e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えくぼ | 作成日時：2023年3月26日 0時
