進む × 向 ２. ページ27
『なんか懐かれたな、て。でもそれが嬉しかった。私がここにいてもいいんだ、て思えた。康二の力になれたら良いな、て思ってたのに救われたのは私だったんだよ。会ってまだそんなに経ってないのにずっと一緒にいた様に感じるくらい康二は私の中で大きな存在だからそんな自信無さそうな顔しないでよ。』
私も寂しくなるじゃん、と笑うと思いっきり抱きしめられた。
向「そうやってまた惚れさせるんや、Aは。ほんまずるいわ。」
顔を覗き込まれてそのまま唇が触れた。
『康二、』
向「寂しんぼは俺だけやなかったな。」
康二の告白に返事をすることは出来ない。私たち２人だけで決めるには障害が多すぎる。それはきっと康二も分かってる。分かってるから私の返事を聞かないんだ。
向「ベッド行こか。」
『後悔しない？』
強引に連れていかないところも、絡み合った指が長くて骨張ってて男らしいところだって、
向「Aに出会って、Aと関わってきたことで後悔したことなんてあらへんよ。」
その言葉を聞いて泣きそうになったのを誤魔化す様に私から口付けると後頭部と背中に手を回されて何度もキス交わした。
向「あかん。ベッド行こ。」
急にお姫様抱っこされて驚いたが、すぐにベッドに優しく下ろされて再度キスを交わす。康二の指がすりすりと耳を触るからくすぐったくて息が続かない。
『ん、康二、』
向「見してな、全部。」
ゆっくりと康二が私の服を脱がしていくのが恥ずかしくて、顔を背けると露わになった首筋に康二が吸い付いた。
向「目逸らさんといて。」
自分の服を脱いでいく康二。筋肉のついた男らしい骨格の体をボーッと見てると
向「なんや、そない見つめて。Aのえ っち。」
ニヤリと笑って耳元で囁かれて恥ずかしくなって誤魔化す様に康二に抱きつく。
向「A、好きやで、ほんまに。」
返事の代わりに抱きつく力を強めると康二が笑う。
向「あー、言ってえかったわ。こないかわええA見れるんやもん。」
少し離れて康二の顔を見ると、もう自信の無い顔なんてしていなくて、幸せそうな顔をしていた。
『康二幸せそう。』
向「幸せやで。」
いつか康二の想いに言葉で返事が出来るかな。メンバーも認めてくれて、事務所もファンの皆にもきちんと報告できる日が来ると良いな。
向「ん。俺に集中して。」
体を這う康二の手に意識が強制的に戻され、そのまま朝まで言葉と身体で愛された。
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まり姉(プロフ) - 深澤辰哉の漢字が違いますよ (2023年2月23日 10時) (
レス) @page3 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
りんごポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！あべべ、キスハグしようとしたの…？いやまあそんな所も大好きですが((「コソコソ.」のめめへのサプライズが素敵！それをやってあげようと思いつくえくぼさん流石ですね…！これからも頑張ってくださーい！ (2023年2月12日 7時) (レス) id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Man大好きです最高ですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年2月9日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えくぼ | 作成日時：2023年2月8日 0時
