雑誌 ３. ページ24
『康二？どした？』
雑誌を開くわけでもなく、ただ表紙をむすっとした顔で眺めてる。ご機嫌斜めアピールすごいな。
向「なんで言ってくれへんの。」
『編集者と発売まで秘密にしたら話題性ばつぐんですね、て話になったの。別に意地悪で内緒にしてたわけじゃない。』
秘密にされてたのが嫌だったんだろうか。でも仕事してると話せないことも多いし今に始まったことじゃないと思うんだけど。
向「こないによーけ肌晒して、Aのことやらしー目で見る人が増えるで。」
今でもソロの仕事は心配やのに、と呟く康二。なんだ
『心配してくれてるのね。』
向「当たり前やん！目の届かんとこで嫌なことされてないか心配やねん！」
あんま自分を売らんでええんやで、と抱きついてくる。なんか壮大な話になってきてるけどさ、
『康二、これ別にエ ロ本でも無いし気にしすぎよ。でもありがとうね。』
首元にすりすりと寄ってくる康二に大丈夫大丈夫と頭を撫でる。他のメンバーが温かい目でこっちを見てるのが視界の端に映るけど、とりあえず康二の好きにさせておこう。
向「でもAめっちゃええ体しとんな。」
背中に回っていた手が上下にいやらしく動き始めて、体がビクっと無意識に反応する。離れようとするとさらに強く抱きしめられて離れられない。
向「今日泊まり行ってもええやんな？」
耳元で吐息たっぷり低めのハスキーボイスで囁かれると堪らなくて、首を横に振ると少し離れて康二が下から覗き込んでくる。
向「あかんの？」
じーっと見つめられて断れる人がいたら教えて欲しい。
仕方なく首を縦に振るとニコッと笑って今から楽しみやわ〜と私を抱きしめたまま揺れ始めた。
向「見してな？」
何をも言わずにそれだけ言って皆の元へ行く康二に
『いや、だから付き合ってないんよ。』
その呟きが聞こえたかどうかは分からない。
渡「お前康二と付き合ってんの？」
『付き合ってないよ。グループ内恋愛とか気まずいだけでしょ。』
渡「その割にはお前にべったりじゃん。」
今更そう言われてもなぁ、とため息を吐く。
渡「康二にとってお前が特別なのは分かるよ。加入時にずっと側にいたのAだからな。でもそれだけじゃないだろ。」
『ん〜。康二から言葉にされたことはないけどね。そりゃいつもの調子で好きやで、とか付き合おか？とか言われることはあるけど。』
ま、康二が本気なら止めはしねーよと言って翔太くんも戻って行った。
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まり姉(プロフ) - 深澤辰哉の漢字が違いますよ (2023年2月23日 10時) (
レス) @page3 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
りんごポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！あべべ、キスハグしようとしたの…？いやまあそんな所も大好きですが((「コソコソ.」のめめへのサプライズが素敵！それをやってあげようと思いつくえくぼさん流石ですね…！これからも頑張ってくださーい！ (2023年2月12日 7時) (レス) id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Man大好きです最高ですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年2月9日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えくぼ | 作成日時：2023年2月8日 0時
