第一話「勢い余ってお節介」 ページ1
「ねえ、あんた何で僕に構うわけ？」
今日も雨だ。
最近天気が悪いみたい。
同じクラスのイース君を観察していたら、毛消そうな顔で話しかけられた。
いきなりの発言にちょっと驚きながら微笑む。
「そんなの君に恋してるからに決まってるじゃないか。今日のパンツも似合ってるよ。淡色を主色としたシンプルなコーデによく似合うね。」
案の定、何コイツみたいな目線で私を見る君。
ああ可愛いなぁもうモフモフしたいペロペロしたい。
「今寒気がした。」
イース君が俯きながら呟いた。
以前までは真っ青になりながら通報しようとしていたのに今ではその素振りさえ見せない。
ものすごい進歩だ。
流石私、流石A様。
「てかさ、イース君また告白されてたよね？髪の毛ふわふわしてて小動物みたいな子だったね。」
「は…何で知ってんの。気持ち悪いんだけど。」
「凄く可愛かったなぁ。」
「それお前の好みじゃねぇか。」
「口が悪いぞ。」
「…」
返事をするのが気怠くなったのか、頬ずえをしてぼぉっとし始めた我が校の王子様イース君。
横顔も可愛いねハアハア♥︎
イース君は昨月アイスランドから転校してきた西洋の男の子。
その美貌でこの校の女子共はメロメロのペロペロである。
あ、私とは違う意味でのね。
いきなりの転校だったらしいけど転校当時から日本語が話せると言うまさかの秀才君でもある。
畜生頭よこせ。
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餃子(ちりめんじゃこ)(プロフ) - つゆさん» ありがとうございます。もう一方の小説を完結させてからこちらを更新致します。気長にお待ちください。 (2015年3月20日 13時) (
レス) id: 06633a4e4f (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - 更新待っています (2015年3月20日 13時) (レス) id: 5f245aeec6 (このIDを非表示/違反報告)
餃子(ちりめんじゃこ)(プロフ) - 蒼藍さん» 楽しみにしていてください（笑） (2015年2月21日 11時) (レス) id: a953daca27 (このIDを非表示/違反報告)
餃子(ちりめんじゃこ)(プロフ) - スノーデイさん» ありがとうございます。北欧は初めてですが精一杯書かせていただきます (2015年2月21日 11時) (レス) id: a953daca27 (このIDを非表示/違反報告)
蒼藍(プロフ) - うおおおお!これからアイスがどうデレるのかたのしみです(≧▽≦)これからも更新頑張ってください! (2015年2月20日 21時) (レス) id: 5d8f5dc764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餃子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2015年2月15日 23時
