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ある週末、私は時透君と待ち合わせて駅前のケーキ屋さんに行く約束をしていた。



待ち合わせ場所へ向かうと時透君が立っていた。



『時透君!ごめん、待たせちゃったよね。』



私服の時透君かっこいいなぁ。



時「ううん。まだ10分前だし、僕も今来たとこ。」



こんな風にフォローまでしてくれてさ、性格まで素敵なんだもん。



『ほんと?』



時「うん。じゃ行こっか。ほら、」



そう言って時透君は手を差し出した。



『えと?』



時「人多いからはぐれないように。」



『うん。』



私は時透君の手を取った。



時「この大通りから少し外れた隠れ家みたいなところなんだ。」



話しながら歩いていると時透君が言った通り人が多くてすぐはぐれてしまいそうだった。



『そ、そうなんだ!楽しみ!!』



昨日の夜、電話をしていた時のカナヲの言葉を思い出した。



〜回想〜


カ「え、それってデートじゃない?」



『デデデデ、デート!?』



カ「2人で行くんでしょ?」



『うん。』



カ「告白されそうだね。A、お幸せに。」



『ななななな、まだ早いよ!?』



〜回想〜




カナヲはあんなふうに言ってくれたけど…



時透君は別になんも思ってないかもしれないじゃん?



こんな普通に話してるしさ。



なんて思ってふと時透君の方をチラッと見た。



時透君は耳を微かに赤く染めていた。



顔は見えなかったけど。



ねぇ。時透君。



私、期待してもいいですか?

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名無し - 昔の作品に言うのも何ですが...wwトレスしてて草www (2021年4月20日 23時) (レス) id: 4ad25175e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2020年5月16日 17時

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