変化 堤side ページ10
＜AM5:30＞
……昨日から姉が少し変だ。
正確に言えば帰って来た頃か…？
何かあったのか聞いても何も答えてくれないし、
というか一言も話さない。
Aはそんなに早起き体質ではないから、この時間は普通は寝ている。
けど、今はいない。
……一番考えられるのは皆見かな。
あの顔を見る限り、きっと皆見といい事でもあったんだろう。
聞きたいところだが、今回は我慢しよう。
多分そろそろ怒る。
本気で怒るとヤバいし…
堤「……ん？」
…あいつスマホも置いてった。
普通なら何がなんでも持ってるのにな…
ｶﾞﾗｯ
堤「あ」
『……っ！？』
帰って来た。
堤「今日起きるの早いな。」
『………』
ﾊﾞﾀﾝ
……え
無言のまま閉められたんですけど。
堤「おーい」
ドアを開ける。
『………っ』
堤「無視すんなし」
『………』
ずっと下を向いてる。
そのせいか、表情が分からない。
……ん？
あれ、俺ってAより身長低かった気が……
堤「A、お前背、縮んだ？」
『……え？』
堤「今俺の方が大きいよ？ほら。」
ほんのちょっとだけど、俺がAを見下ろす形になっていた。
『……うわっ』
堤「その反応なんだよ」
『……歩に越された…』
そして、謎に絶望した感じで部屋に入ってきた。
『……マジか…』
……ショック受けすぎだろ。
それに、
堤「やっと話してくれたな。」
『……はっ？』
堤「何があったかは聞かないけどさ。ずっと黙ってただろ。お前。」
『…あ』
思い出したような顔をしたけど、いつもの表情にすぐ戻った。
『珍しい。聞かないんだ。』
堤「聞いてほしいのか？」
『なんでそうなるんだか。』
いつもの調子を取り戻したようだな。
堤「よかった。」
『…は？』
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成side
成「……ここが秋田か……」
私は母の実家のもとの秋田に来た。
ここなら全く知らない人だけから、あの発作はすぐは出てこないだろう。
母や父は仕事のため、私だけこっちに来て、祖母と暮らすことになった。
……AちゃんとLINE交換したかったな…
電話番号も聞けば声も聞けたかも。
……でもそれではここに来た意味はない。
頑張って直せたら、また会えるから。
……というかなんで私はAちゃんに会いたがってるんだろ…
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みーー(プロフ) - みていてとても楽しかったので、早く続きがみたいです！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年1月14日 12時) (
レス) @page40 id: 606c174835 (このIDを非表示/違反報告)
お花畑 - もう1つのやつ、頑張ってまたこの小説の続きを書いてください!応援してます!! (2020年8月5日 22時) (レス) id: 41416aa890 (このIDを非表示/違反報告)
リクエストマン - はい！よろしくお願いします！ (2020年6月23日 20時) (レス) id: d0ddaab84a (このIDを非表示/違反報告)
夏々緒(カカオ) - リクエストマンさん» あ、ごめんなさい！！全っ然気づきませんでした！！カコちゃんとの絡みって夢主とのでおっけーでしょうか？？ (2020年6月19日 22時) (レス) id: 76c815a20e (このIDを非表示/違反報告)
リクエストマン - リクエストいいですか？カコちゃんとの絡みがほしいです！ (2020年6月15日 22時) (レス) id: d0ddaab84a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏々緒(カカオ) | 作成日時：2020年3月25日 9時
