氷点下の私と君。2 【12歳。】

可愛い　貴女side ページ39

『…逃げたな』


瑛「…あー…疲れた…」


本当に瑛太お疲れだわ。


マジあいつシスコン。もうなんとかして…


ｺﾝｺﾝ


…ん？


今は7時くらい。


んー？ちょっと時間遅いけど…


『どうぞー』


ｶﾞﾗｯ


カ「あれ…皆見くん…」


瑛「…相原？」


あれ、こんな時間にどした…？


カ「えっと…これ…」


『…？』


差し出された紙袋を受け取り、中身を取り出す。



…ん？クッキー？


カ「えっと…Aちゃんにあげたかったんだけど…上手くできなくて遅くなっちゃった…」


え、なにこれ私達恋人ですか？


『ううん…嬉しい。ありがと。』


カコの頬を撫でた。


カ「ん…」


カコが気持ち良さそうに目を細める。


いや可愛い((


もういい、今だけは嫁。嫁ね？((


『こっち、乗って？』


膝をポンポンとする。


カ「え…いいの…？」


あー…もう可愛過ぎて無理。可愛い。


『いいよ…はい。』


カ「ん…えへへ…」


皆「(俺空気…)」←


うん、これ私が男子だったら逝くか押し倒してたわ←


カコ膝にちょこん、と座ってきた。


これでもカコの方が小さい。


カコちっちゃくて可愛いわ。


ん？いや、私がでかいのか。


まぁいいや。


カ「んー…」


体重を全部私に預けてすりよってくる。


よし、小日向に自慢するか。←







カ「すき…」






…！？


鼻血を出さなかった自分偉い。←


ここは冷静に…



『ありがと…』






あー…もう可愛いくてもう…無理。









あ、歩が帰ってきて我に帰りました。←

夏々緒(カカオ)のチョコレートタイム！！→←はっ…？　堤side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す