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『 お風呂のお湯溜める?』
「 もう遅いしシャワーでいいかな。」
『 先に入ってきていーよ。』
北斗がシャワーを浴びてる間、昨日の歌番組を再生させる。
『 やっぱ格好良いな……… 』
新曲を歌う北斗はいつもより色気が凄くて、ひとつひとつの表情が綺麗で何度見ても見惚れてしまう。
「 そんなに好き?新曲。」
『 …っ、あがったなら声掛けてよ。』
「 夢中になってるから邪魔しちゃ悪いかなって。」
『 もう………私もシャワー浴びてくる。』
リビングに戻ればソファで眠ってしまってる北斗。
『 北斗、ベッドで寝ないと。』
「 ………………… 」
『 ほーくーとー。』
ソファの下に座って、少し伸びてきた髪の毛を撫でる。
『 まつ毛なが…… 』
そっとキスを落とすと、目が合った。
『 …っ、!!!』
「 俺の彼女って寝込み襲う趣味あったっけ?」
『 寝たふりしてたの!?』
「 いや、寝ちゃってたけど頭撫でられて起きた。」
『 そのあと寝たふりしてんじゃん!』
「 どうするのかなーと思って。」
『 ばかっ!!!!』
立ち上がると腕を掴まれて、起き上がった北斗に後頭部を押さえられて顔が近付く。
「 寝たふりよりこっちの方がいい?」
『 ……寝るよっ、ベッド行こ。』
不覚にもドキドキしてしまって、それがバレないようにベッドに入れば抱きしめられて。
「 ドキドキした?」
全部見透かされていた。
『 ………するに決まってる。』
もう6年も一緒に居るのに、今でもドキドキをくれる北斗は本当に素敵な彼氏だ。
「 ふふっ、おやすみ。」
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美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナに気をつけてくださいね (2021年11月26日 0時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
きま - 続編おめでとうございます!これからも楽しみにしています♪ (2021年6月23日 22時) (レス) id: f0d962c024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2021年6月23日 11時