_69 - hokuto side - ページ20
おいで、と両手を広げられて
彼女の隣に座るとぎゅっと抱きしめられた。
『 今回はどーしたの？僕僕の時は大丈夫だったじゃん？ 』
「 あれは別に悲しい歌じゃない…… 」
『 さっきも言ったけど、凄く素敵な曲だったよ？私は好きだなぁ。』
「 なんか………俺とAもいつかこーなったらどうしようって考えちゃって………」
『 …………あほ。ならないでしょーよ。』
「 それは分かってるつもりなんだけど……… 」
『 前に言ったよね？ドラマも歌も、作品に入り込むのはいいけどちゃんと松村北斗として私のところに帰ってきてねって。恋愛モノの作品のあとって相手役の子のこと引きずるしさ、』
「 それは、最近は気を付けてる……… 」
『 気を付けてくれないと困ります。まぁでも、私のこと考えて抜け出せなくなっちゃってるのはまだいっか。』
「 いーの？ 」
『 …………だからその指輪付けてたんでしょ？私があげたやつ。』
「 うん。気持ち持ってかれないよーに。樹にはおまもりって言われた。」
『 早くフルでマスカラ聴きたいな〜 』
俺の髪の毛をくしゃっと撫でて、両頬を小さな手で包まれる。
「 …………なに？ 」
『 北斗。私、SixTONESの松村北斗が大好き。』
「 え、」
『 でも、私しか知らないこの松村北斗はもっともっともーっと大好き。愛してる。』
「 A………… 」
そう言って小さな顔が近付いてきて、俺の唇に触れる彼女の唇。
「 …………抱いてもいーですか。」
『 明日も朝早いんじゃないの？ 』
「 だってずっとしてない。」
『 そーだけど…………… 』
立ち上がって、困った顔をしている彼女をお姫様抱っこして寝室に連れてった。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナに気をつけてくださいね (2021年11月26日 0時) (
レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
きま - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています♪ (2021年6月23日 22時) (レス) id: f0d962c024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる
| 作成日時：2021年6月23日 11時
