ほくとくんは彼女に溺愛中

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久しぶりの北斗の家。



最近は撮影と番宣で忙しくて、別々の仕事も多かったからこうやってゆっくり会えるのはいつぶりだったかな。



帰ってくる前に掃除でもしようかなと思ったけど、そんな必要ないくらい片付けられている綺麗な部屋を見渡す。




『 ご飯作ろーっと。』



何時に帰ってくるか分からないけど、冷蔵庫にあった食材を作って簡単に夕飯を作ることにした。


よく料理をする彼の冷蔵庫は一人暮らしの男の人とは思えないくらい潤っていて、調味料も揃えてあって女の私でも感心しちゃう。




スマホでレシピを見ながら料理していたら北斗から電話がかかってきて



『 もしもし？ 』


「 出るの早っ。」


『 今レシピ見てたの〜 』


「 お。ご飯作ってくれてるの？あと2時間くらいかかるかも……… 」


『 あれ？そんなもん？撮影ならもっと遅くなるかと思ってた。』


「 んーん。ボンビーガールで番宣あるって言ったじゃん。今1週分の収録終わって、あともう1週分終われば帰れる。」


『 あーーーー言ってたような。』


「 先にご飯食べてていいからね？ 」


『 まだお腹空いてないから北斗帰ってくるの待ってる。先にお風呂借りるね。』


「 おっけー。もう少し待ってて下さい。」


『 うん。残りも頑張ってね。』




ご飯支度を終わらせて、半身浴しながらSixTONESの動画を観る。


お風呂からあがって洗面所で髪の毛を乾かしていたら後ろに気配を感じて、




『 わっ、びっくりしたぁ 』


「 ふははっ、ただいま。手洗ったら乾かしてあげるから待って。」


そう言えば手を洗って、私の手からドライヤーを取って優しく髪の毛を乾かしてくれる。


『 気持ちい……… 』


「 はいおっけー。」


『 ありがと。ご飯食べよ。……あ、先にお風呂入る？』


「 お腹空いた。」


『 ん。食べよ。 』
　

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