_33 - hokuto side - ページ34
リビングに戻れば彼女は居なくて
そっと寝室の扉を開けると、背中を向けてベッドに入っていた。
「 …………A起きてる?」
返事はなくて、ベッドに入って俺も背中を向ける。
『 ………………北斗。』
寝たと思っていた彼女の声がした。
「 ………………さっきはごめん。あんな風に言うつもりじゃなかった。」
『 私もごめん。………別れたいとか思ってないよ。ただ今回の記事が出て、同棲しようって言われて、ちょっと怖くなった。今回も今までも違う人だったけど、もし北斗とのことがバレたらって考えたら……私、そんなに強くなかった……… 』
寝返りを打って、彼女を後ろから抱きしめる。
「 不安にさせてごめん。………俺も今回、SNSでAと菅田くんのこと書いてあるの見て、俺じゃないほうが良いのかなって思っちゃった。でも……何があってもAを守るのは俺だから。俺しかいないから。」
『 北斗…………… 』
「 絶対離れないで。ずっとそばにいて。」
『 私、同棲する、』
泣きながら言う彼女の顔をあげて、濡れた頬にそっとキスをした。
『 ……………もっと、』
そう言われると止められなくなって、深くなっていくキスから零れる吐息すら愛おしくて仕方ない。
『 お酒くさい、、』
「 そっちが煽ってきたんでしょ。」
ベッドに沈んでいく彼女を、明け方まで愛し続けた。
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るる(プロフ) - 美紀さん» 2にもこちらにもコメントありがとうございます!!最高だなんて嬉しいお言葉(;;)!!!体調に気を付けながら更新頑張ります♪ (2021年11月26日 8時) (レス) id: f19a959cc8 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - sixTONES大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月26日 0時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 琉奈さん» コメントありがとうございます♪言われるまで気付かなかった………こちらの作品も実在する人物とは一切関係ございません!後ほど記述しておきます!!!!!教えてくれて感謝です。 (2021年6月18日 22時) (レス) id: f19a959cc8 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - あおい♪さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます♪これからも素敵な北斗くんをお届けするのでお楽しみに(*^^*) (2021年6月18日 22時) (レス) id: f19a959cc8 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - きまさん» ありがとうございます!!!更新出来るときにぶわーーーっと更新するスタイルなのでよろしくお願いします。笑 (2021年6月18日 22時) (レス) id: f19a959cc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2021年6月7日 16時