ほくとくんは彼女に溺愛中

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気付いたらAの寝室で、樹が送り届けてくれたことを思い出す。



「 頭いって……… 」


水を飲もうと思ってリビングに向かうと樹の声。


彼女となにか話しているようで





『 ………別れたほうがいいのかなって。』




言葉の意味が分からなくて、リビングに入るとこっちを向くAと樹。




「 なに、別れたほうがいいって、」


田中「 北斗、ちがう、」


「 ねぇA？どういう意味？」


『 ………………私たち、一緒に居ないほうがいい。北斗だって私なんていないほうが仕事に集中出来るし。』


「 俺言ったよね？Aに支えられてるって。」


『 うん…………』


「 Aも同じだって言ってくれたよね？あれなんだったの？」


田中「 北斗落ち着けって、別にAは別れたいって言ってるわけじゃねーんだから。」


「 じゃあなんでそんなこと言うの？」


『 ……………私は、北斗の負担になりたくない。これからもずっとSixTONESのこと応援したいし、ファンの子を想ってる北斗の気持ちだって知ってる、』


「 俺の気持ち？全然分かってないじゃん、」


田中「 2人ともやめろって。北斗も今日は酒入ってんだから、起きてから落ち着いて話しな？ね？」


『 ごめん、、』


田中「 俺帰るけど、なんかあったら連絡して？」


「 …………今日はありがと樹。」


田中「 明日昼からな？遅れんなよ、」


「 うん。」





樹が帰っていって、俺は酔いを覚ますためにシャワーを浴びた。
　

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