_189 ページ40
昼休憩、私は保護者の人たちに挨拶をするために一般のテントに向かう。
保護者「 A先生〜!今日は一段と暑いからね、先生たちも熱中症気を付けてね?」
『 裕太くんのお母さん、皆さんもこまめに水分補給して下さいね? 』
保護者「 ………そちらの方々は誰かのお兄さん? 」
そう言うと、生徒のお母さんたちが3人を見る。
深澤「 僕らは近所に住んでて、、保護者とかじゃないと見に来ちゃダメでした? 」
『 あ、いえ、大丈夫ですよ。お兄さんたちも熱中症に気を付けて、』
にこっと笑ってみたものの、私の目は笑っていなかったと思う。
午後の部が始まると3人の姿はなくて、スマホを確認すると仕事だから帰るねとメッセージが来ていた。
私は返信もせず、午後の部が終わってから片付けを済ませて家に帰った。
仕事に行った彼はまだ帰ってきていなくて、夕飯を作ってから先にお風呂に入る。
髪の毛を乾かしていると玄関が開く音がして、洗面所を覗き込んでくる彼に気付かないふりをした。
「 おーい、ただいま。」
『 ……………………。』
「 怒ってんの? 」
無言でキッチンに向かい、料理を温めてテーブルに並べる。
「 ねーってば! 」
『 なに、』
「 なんで怒ってんの、」
『 別に怒ってない。』
「 勝手に行ったから? 」
『 めちゃくちゃ目立ってたからね?SnowManだってバレたらどーするつもりだったの? 』
「 バレなかったからいーじゃん。」
『 そーいう問題じゃないの、』
「 Aが先生してるとこ見れて、俺は良かったよ?生徒と楽しそうに話してて、お母さんたちにも信頼されてるんだなーって思ったし。」
『 なんで翔太くんと深澤くんまでいたの?』
「 若い男が1人で行ったほうが怪しくない?」
『 3人はさすがに目立つから………… 』
「 ごめんって、もう勝手なことはしません。」
『 ……………分かればよろしい。ご飯食べる?』
お腹空いた、とふにゃっとした笑顔で言われると許してしまう自分が情けない、、
2035人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みか - こちらこそ返事ありがとうございます! (2021年6月27日 9時) (レス) id: f1e2e4b610 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - みかさん» またコメントしてくれて嬉しいです♪ヤキモチ目黒くんたまらんですよね…っ!これからも更新頑張ります(*^^*) (2021年6月14日 14時) (レス) id: f19a959cc8 (このIDを非表示/違反報告)
みか - キャハーってなってます (2021年6月12日 21時) (レス) id: 96f4f3a4ab (このIDを非表示/違反報告)
みか - ヤキモチな回素敵 (2021年6月2日 19時) (レス) id: 22c2a585b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るる | 作成日時:2021年5月20日 20時