目黒くんの好きなひと４

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北斗くんの言葉に安心して楽屋に戻ったら、みんなもAに会いたかったみたいで喜んでいる



ラウール「 Aさん今日前髪上げてるんだね可愛いっ！ 」


今日彼女は前髪に変な寝癖がついていて、直すのが面倒くさいからと前髪を上げてきた


「 あ、こら。俺もまだ可愛いって言ってなかったのに 」


向井「 そんなん言ったもん勝ちやんな〜〜 」


阿部「 なんか新鮮だね 」


『 最近前髪伸びてきたしそろそろ切りたいんだよね 』


佐久間「 めめに切ってもらえばいいじゃん！ 」


「 女の子の髪はさすがに切れない… 」


『 前髪くらいなら蓮くん切ってよ。自分でやったらガタガタになっちゃうんだよね 』


「 ん〜〜じゃあ今日帰ったら切ろっか？ 」


『 うん、お願い 』




自分の髪は切ってるけど、人のしかも女の子の髪となると話が変わってくるんだけどな







夜、家に帰ればすぐにハサミを持ってくる彼女



「 ほんとにいいの？ 」


『 うん。ばっさりいっちゃって 』


彼女の前髪は出会った頃より伸びていて、最近はいつもセンター分けにして片方を耳に掛けていた


「 前髪長いのも可愛いのに 」


『 切らないほうが好き？ 』


「 ん〜、短いのも見てみたい。眉上まで切っていい？ 」


『 30歳でオン眉って大丈夫？ 』


「 顔がいいから余裕でしょ 」


『 蓮くんの好きにしてください 』



今回は切ろっかとなって、慎重にハサミを入れた









「 …………っ、」


『 え、なに？変？どうしたの？ 』







前髪を眉上に揃えた彼女は、いつもより幼く見えてすっごく可愛くなった






「 可愛すぎて外出したくない……… 」


『 短すぎない？大丈夫？変じゃない？ 』






不安がる彼女を抱きしめて、前髪にキスすれば照れて赤くなってまた可愛さが倍増した
　

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