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道枝くんソロの仕事の日、
明日からは新しいスタイリストさんが入ることになって実質なにわ男子とは最後の仕事になる。
道枝「今日で最後かあ…良かった俺仕事で」
今日は道枝くんにちゃんと話そうと決めていた。
『道枝くん…あのね、』
「ん？」と振り返る道枝くんに
好きだと言われたことの返事をぽつりぽつり話し始める。
道枝「あ、やだ！待って！」
『え…あ、いや、』
道枝「振られるなんてわかってましたっ！ただ伝えたかっただけっていうか…」
『………私、彼氏いるんだ』
大きな目をぱちぱちさせて
固まる道枝くんは、視線を床に落として「やっぱり」と呟いた。
この間の照とのことを気にしていたみたいで、何処を経由してかはわからないけど何となく耳に入ってきたらしい。
道枝「岩本くんが羨ましいです」
『え？』
道枝「歳も近いし…仕事でもずっと一緒だし」
あーそっか、うん、そうだったんだ。
照が心配していたことの意味がわかった気がした。
『それは違う。…例え道枝くんと歳が近くても、仕事で担当になってても、私…きっと道枝くんのこと好きになってなかった』
しゅんとした表情を見ると少しだけ胸が痛んだ。
『だから…ごめん、ね？』
道枝「岩本くんと付き合ってて…幸せですか、Aさん」
喧嘩もするし、嫉妬して疲れることもあるし、
それが幸せなのかって聞かれたらすぐに「うん」とは答えることが出来なかった。
だけど、照との思い出のどこを切り取ったって
“ 照じゃなきゃダメ ” だってことだけはわかる。
それを伝えれば「Aさんが笑ってるなら俺はそれだけで幸せです」なんて、泣きそうな顔をして笑う道枝くんはその辺の同年代の子に比べたらずっと大人な気がした。
仕事を終えて家に帰れば
照も帰ってきたばかりみたいで「一緒に風呂入る？」と言われて素直に頷けば意外な返答だったのか、一瞬驚いた表情を見せる。
『なにその顔』
「え、いや…いいんだと思って」
『そっちが言ってきたんでしょ』
2人で浴槽に浸かりながら
今日のことを話せば後ろから抱き締めてられて、首筋に顔を埋める照の息が掛かってくすぐったい。
『…っ、ちょっと』
「……死ぬほど嬉しい」
『へ？』
「Aがちゃんと俺のこと話してくれて」
そんなことを言われれば
いつも寂しい思いさせてたんだな…と反省して、振り返って唇を重ねた。
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り(プロフ) - 作者様初めまして！素敵な物語を書いていただきありがとうございます☺️続きが気になりすぎて1から一気読みしました、実際の照くんもこんな感じなのかって妄想が膨らみました🤭更新停止中とのことなのでゆっくりでいいので続き待ってます！ (11月25日 19時) (
レス) @page17 id: 3fdd874ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - るるさん» こちらも返信遅くなりすみません💧いつでも待ってます!!もうこちらは更新する予ないですか??焦らせてしまったらすみません💦 (8月10日 7時) (レス) id: 20e95c7407 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - ゆいさん» お返事遅くなってしまいすみません🙇♀️コメントありがとうございます！！何周も読んでくださってるなんて嬉しすぎます😭😭😭💓亀更新ですがこれからもよろしくお願いいたします🙏💓💓 (5月25日 13時) (レス) id: f19a959cc8 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - ありささん» お返事おそくなってしまいすみません🙇♀️キャッチミーのお話如何でしたでしょうか🥰🫶彼女ちゃんに嫉妬されてにやついてるひーくん想像したらもう🤤💛笑 (5月25日 13時) (レス) id: f19a959cc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初コメ失礼します。このお話だいすきで何周もしてしまいます！笑更新楽しみに待っています🎶 (2023年3月16日 16時) (レス) id: 20e95c7407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる
| 作成日時：2022年4月6日 20時
