岩本くんの愛のカタチ

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音楽番組の特番ラッシュもやっと今日で終わる。





「 最近俺の担当多いね？」


『 そうですね。永瀬さん別の仕事で忙しくて。』


「 俺はずっとAさんが良いけど。」


『 そんなこと言ったら永瀬さん寂しがりますよ？』


渡辺「 今日ってNHKも一緒だよね？」


向井「 ほんま忙しいなぁ…… 」


『 みんなに格好良くなってもらうためなら全然平気です。』



そう言いながら照にベレー帽をかぶせて、今日も格好良いななんて思って見惚れていたらほっぺをむにーっとされた。


『 なんですか、』


「 今、格好良いなって思ったでしょ？」


佐久間「 こら、困らせないの！」


「 ごめんごめん。可愛い顔してたからつい。」





最近の照は、周りに人が居ても容赦なくて。





「 Aさん、俺らの出番終わったら楽屋来れます？」


『 エンディング終わったら衣装取りに行きますけど…… 』


「 じゃなくて歌い終わったら。来てね？」




なんだろう、と思いながらもとりあえず分かりましたと答えてスタジオに向かう彼らを見送った。





中島「 あ、Aちゃん。」


『 健人くん！お疲れ様。』


中島「 おつかれ。そっか、SnowManの担当なんだもんね。歌番組で全然会わなかったから。」


『 確かにSexyZoneと会ってなかったっけ。』


中島「 こないだのSnowManの生配信、綺麗なスタイリストさんってAちゃんのことだ？」


『 えっ、』


中島「 SNSでめっちゃ噂になってる。」


『 あー、やっぱり…… 』


中島「 ふははっ、こんなに可愛かったら噂にもなるよね。特定されたらめんどくさいから気を付けるんだよ？」


『 そこは重々承知してます……… 』


中島「 今度ご飯でも行こ。連絡する。」


『 あ、えっと、』



断る暇もなく健人くんは行ってしまい、誘われたことすら照にバレたらなんて言われることか……






SnowManのパフォーマンスと花火点火のカウントダウンが終わり、言われた通り彼らの楽屋に行った。
　

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