エイリア学園生活 #07 ページ7
.
あれからリュウジと別れ、色々な所を見に行った。
図書館やパソコン室、体育館や音楽室
どの教室も新しくて綺麗だった。
今度は、何処に行こうかなぁ……
＊
『ここは……保健室、かなぁ』
白いシーツが綺麗に掛かってるベッドが5つくらいあり、薬品のツーンとした匂いが漂う。
やっぱり、誰もいない
保健室の先生もまだ来てないんだ。
これから、どうしようかなぁ
ボフッという音と共に、私は真っ白いベッドに倒れ込んだ。
暇。眠い。
そう思っていると、視界が眩んできた
それと同時に強烈な睡魔に襲われ、眠りについた。
.
「_________おい、起きろ」
急に聞こえた女の人の声でふと目を覚ました
『ん…………ここ…………あっ!!! 保健室! 学校探検! 2年A組! どうしよう寝ちゃってた! ああどうしよ……!!』
「とりあえず落ち着け」
パニクってた私にきっぱりと言った青い髪に白いメッシュが入った美形の女の人。
歳は……私と同じくらい?
『あ、あの……貴方は……?』
「ああ、自己紹介が遅れたな。私は八神玲名 2-Aだ」
『や、八神さん……がここにいるって事は、まだ授業始まってないってことだよね……!!」
よかった……!!
「いや、それは違うぞ」
安心したのはつかの間、八神さんの一言で一気に私の心は冷めた。←
「私は、授業が始まってもまだ来ない転入生を探して来い と言われ探しに来ただけだ」
初日そうそう遅刻なんて……地味にへこむ。
『す、すみませんでした……!! 八神さんの授業を妨害したり わざわざ探し出してもらったり 本当に申し訳ないです……』
「気にするな、これも学級委員の仕事だからな。では教室に行くぞ」
『は、はい!! ありがとうございます……!!』
八神さん、さっぱりしてていい人だなぁ……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルデナ(プロフ) - おめでとうございます。少々、泣いてしまいました (2016年5月7日 15時) (
レス) id: a65eaf3afd (このIDを非表示/違反報告)
アルデナ(プロフ) - ここいきたい!! (2016年1月31日 17時) (レス) id: 40b4b3cd8a (このIDを非表示/違反報告)
くろぼし★死神 - エイリア学園にいきてえぇぇぇぇ！！！！！！ (2016年1月6日 11時) (レス) id: 173a2ecb05 (このIDを非表示/違反報告)
☆juna☆ - 更新待ってます！！ (2014年12月20日 8時) (レス) id: 6cf821ec23 (このIDを非表示/違反報告)
風丸玲名(プロフ) - やめちゃうのは寂しいですけど・・・更新待ってます！ (2014年7月25日 14時) (レス) id: 27f352ecde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：降月(ふるつき)
| 作成日時：2014年2月15日 12時
