英霊14 ページ15
その日の放課後
私はついさっき教室を出て行った緑谷くんを思い出しながら、私も帰ろうとしていた。
｢お、Aちゃんもう帰るん？｣
トコトコやってきたお茶子ちゃん
トコトコ……
『天使………』
｢え、何？何か言うた？｣
『はっ！ううん！何でもないよっ！』
ははっ、と笑いながらごまかした
そっかー、とお茶子ちゃん
(あ、危ない)
(お茶子ちゃんの天使っぷりに)
(思わず本音がでてしまった)
｢それでAちゃん帰るん？｣
『あ、うん。お茶子ちゃんは？まだいる？』
｢んー、もう少しいようかなって｣
『そっか！じゃあ、また明日ね！』
私は鞄を持って立ち上がる
お茶子ちゃんはニコリと微笑んで、
『また明日ー！』
手を振る姿はまさに………ごほん
(ホント天使マジ天使)
ああ、
拝啓、お父様
今回はお伝えしたいことがあり、手紙を認めさせて頂きました
それはたった一言だけ、
どうやらヒーロー科は天使の集会場の様です
(何て突然言ったら｢は？｣って帰ってくるんだろうな……)
何て苦笑しながら私は雄英の門をくぐった
何か私がそこを通る前に緑谷くんと爆豪くんが何やら真面目な話をしていた所なんて私は見てない見てないからね
そしてその二人の間にオールマイトが飛び込んで来たなんて私は何も見てないし何も知らないから誤解しないでね
ちゃんと三人の姿が消えた後にそこを通った私は何も知らないんだからね！
＊＊＊
『あ、』
｢あァ？｣
帰り道を歩いていた所で前方に爆豪くんの姿を見つけ、思わず漏らした声が聞こえてしまったのか、返ってきたのは不機嫌きわまりない声
あっれー
私何かしたかなー？
｢お前……遅刻女｣
『うん、その名前やめようね！？』
ホント何なんだよ遅刻女て！
私は初日以来遅刻してないっつーの！！
……いや、遅刻しないのが普通なんだろうけどさ！！
｢…………お前、｣
『は、はいィッィッ！？』
あ、やべ、
声裏返った
＊＊＊
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koto(プロフ) - この作品とても面白くて続きが知りたいです。更新頑張ってください。待ってます。 (2017年6月4日 12時) (
レス) id: 7ad939edf8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなひな(プロフ) - fate のアニメもう一回見直した後これ読みかえましたが、続きが知りたいです！お忙しいとは思いますが、頑張ってください！ (2017年1月6日 23時) (レス) id: 563b8717cc (このIDを非表示/違反報告)
Trace(プロフ) - 風魔さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません！ 嬉しいだなんて、すごく嬉しいです！ありがとうございます！fateでの迫力を生かせられるよう、頑張っていきたいと思います！ありがとうございました！！ (2016年12月27日 13時) (レス) id: 792a649ac0 (このIDを非表示/違反報告)
Trace(プロフ) - はるはなさん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません！ こんな更新の遅い作品を見てくださりありがとうございます！fate要素を活かせつつヒロアカの世界を存分に表現できるよう頑張っていきたいと思います！ありがとうございました！ (2016年12月27日 13時) (レス) id: 792a649ac0 (このIDを非表示/違反報告)
風魔(プロフ) - あの、泣きたいくらい嬉しいのですが。Fateの力をヒロアカに…！これは滾らずにはいられない！！ありがとうございます！ (2016年10月10日 22時) (レス) id: ea7c504161 (このIDを非表示/違反報告)
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